地頭力を鍛えればビジネス基礎力も上がるという話

こんにちは、Reftain代表のこなたです。

今日は

【地頭力を鍛えればビジネス基礎力も上がる】

というテーマで簡単なコラムを書きたいと思います。

ビジネス基礎力=最善の解決策を見つける力


ビジネスの世界には当たり前ですが、数学のように絶対的な1つの解のようなものは存在しません。

基本的には現状より良い成果を出せるように常に未知の問題に対して仮説・検証を繰り返し、最善の解決策を見つけていくものです。

では、こういった最善の解決策を見つけられるようにするにはどうすれば良いでしょうか。

一般的に考えられるのは、自分の取り組んでいる分野の知識やマーケティングの知識を増やすことでしょう。

ただ、そもそも上記のような知識は使いこなすことができなければ全く意味がありませんよね。

そんな知識を使いこなすために必要となる地頭力だと僕は思っています。

地頭力というのは、思考して未知の問題を解決していく能力のことを言います。

日々未知の問題と遭遇し、そして最善策を探さなくてはいけないビジネスにおいてまさに必要な力というわけです。

地頭力がないと自分が持っている知識を有効活用できなかったり、問題に対して適切なアプローチを行うことができないため、ビジネスで成功するに地頭力が必須と言っても過言ではないと僕は思っています。

では、地頭力を向上させるにはどうすれば良いのか。

これには様々な方法がありますが、一番お勧めなのが思考力を鍛えることです。

まず思考とは、既に頭の中に入ってる情報(既存の情報)から新しい情報を生み出すことを言います。

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そして"思考力を鍛える"というのは、"既存の情報から新しい情報をスムーズに作り出せるようにすること"になります。

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例えば、飲食店で働ていてお客さんからカレーの注文を受けたとします。

そしていざカレーを作ろうとしたときに、必要な具材であるニンジンがないことが判明したとします。

ここで頭の中には

「カレーを作りたいけどにんじんがないので作れない」

という情報が頭に入っている状態になります。

この情報から

「他のメニューに変更することはできないか」

「近くのコンビニに行ってニンジンを調達できないか」

「お客さんの許可をとって代わりの具材を入れて作れないか」

「ニンジンがないのは発注ミスなど何か問題があるからではないか」

といったように、既存情報をベースに新しい情報を作り出すことが思考であり、上記のような情報をスムーズに生み出せるようにすることが思考力を鍛えるということになります。

ちなみに、思考力が全くないと「カレーを作りたいけど具材がない」というイレギュラー要素を含む情報が入ってきたときに、

「やばい、どうしよう、お客さんに怒られるよオワタ」

「なんでニンジンがないんだよこんちくしょうがぁぁ!」

といった恐怖・怒りといった感情に支配されて思考停止状態に陥ってしまいます。

逆に思考力があれば、イレギュラー要素を含む情報が入ってきても目的を達成するために必要な情報は何かを考えそして最善策を作り出すことができるようになります。

つまり思考力を鍛えることで、未知の問題が発生してもその問題を解決するために必要な情報を生みだしながら解決できるようにアプローチできるようになるため、問題解決力=地頭力が向上していくわけです。

では、最後に思考力を鍛えるにはどうすれば良いかについてですが、これは単純明快で「思考を徹底的に行う」です。

つまり、先ほどご説明した"既存の情報から新しい情報を生む出す"ということを何度も反復して行えば思考力を鍛えることができます。

そして、思考を強制的に行うことができる方法があります。

それは

「入ってきた情報に対して"ということは?"唱える」

です。

例えば友人から「お腹がすいた」と言われたら

その情報に対して、"ということは?"を唱えます。

そうすると強制的に

「朝ごはん食べてないのかなぁ」

「何か買ってきてほしいのかな」

「今からランチに誘われるかな」

といった新しい情報が強制的に作り出されていきます。

このようにして普段当たり前に起こっていることなども含めて入ってきた情報に対して"ということは?"と唱えるようにしてみてください。

そうすることであなたは強制的に思考力を鍛えることができるようになります。

ちなみに思考力=才能と思っている方が非常に多いのですが実は思考力のほとんどが才能でなく思考した回数によって決められています。

つまり、思考力が高い人は幼いころからずっと何度も思考を無意識に行ってきたからこそ思考力が高いだけなので、あなたも今から毎日思考していけば普通に鍛えることができるので、ぜひトライしてみてくださいね。

それでは、今回はここまでとします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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