2020JRA賞を占うというか勝手に決める
あけましておめでとうございます、ということで早速本題。JRA賞がそろそろ発表される(昨年は1/7発表)と思うので勝手に選出していきたい。
発表が近い関係でこっちを先に書いたが近々昨年の全G1プレイバックも書こうと思っている(書いておかないと書かない気がするので書いた)。
最優秀2歳牡馬 ダノンザキッド
グレナディアガーズもG1を勝ったがやはり無敗を重く見たい。クラシック偏重もどうかと思うが現段階の完成度はこの馬がトップだろう。
最優秀2歳牝馬 エリザベスタワー
実績で言えば間違いなくソダシ、人気もそうだろう。もちろんソダシの実力に敬意を表しつつも阪神JFの内容を考えればもう1回やればサトノレイナスに逆転される可能性は高いと思う。この2頭は甲乙つけがたく、ただ実際に負けたサトノレイナスにするのは違うと思うので他の選択肢を探した。来年の今頃見る目があったと自分で褒められたらと思う。
最優秀3歳牡馬 コントレイル
文句なし。ジャパンカップに挑んだ姿勢も素晴らしいし、結果も胸を張れるものだったと思う。
最優秀3歳牝馬 デアリングタクト
文句なし。ジャパンカップに挑んだ姿勢も素晴らしいし、結果も胸を張れるものだったと思う。(コピペではない、というかコピペだけど合ってる)
最優秀4歳以上牡馬 フィエールマン
詳しくはこちらの記事に書いたがあまり選びたくはない。ただ個人的にレベルが高いかどうかは別として順位はつけられるのだからー受賞に値するか否かという観点も全くわからなくはないがー該当馬なしは極力避けたいと思っている。天皇賞春秋連覇にあと一歩に迫り底力は見せた。年3走か・・という気持ちもなくはないがまぁこの辺りは時代の流れ。多様化を尊重するしかないと思いつつもやはり上記の三冠馬2頭はかっこよかった。フィエールマンは脚元無事であれば良いが。
最優秀4歳以上牝馬 グランアレグリア
クロノジェネシスには申し訳ないが、秋天を観るにアーモンドアイよりは下の序列で仕方ないと思う。そうなるとアーモンドアイかグランアレグリアになり直接対決で圧倒したグランアレグリアが相応しいと思う。短距離馬の扱いは毎度難しいが、少なくとも府中のマイルはスピードだけに偏った舞台ではないしアーモンドアイにとっても不足のない舞台だったはず。候補が多くて気の毒な馬が多いが1頭選ぶならこの馬。
最優秀短距離馬 グランアレグリア
高松宮記念のハナ差が惜しまれるがほぼ完ぺきな戦績。ケチのつけようがないと思う。昨年は見ごたえのあるレースが多かったしレース自体の注目度などで少し霞んだ気はするがスプリンターズSの迫力はえげつなかった。
最優秀ダートホース
ここはかなり難しいので参考レースの結果を先に書いておく。
川崎記念 チュウワウィザード フェブラリーS モズアスコット
かしわ記念 ワイドファラオ 帝王賞 クリソベリル
JDD ダノンファラオ 南部杯 アルクトス
JBCレディス ファッショニスタ JBCスプリント サブノジュニア
JBCクラシック クリソベリル CC チュウワウィザード
全日本2歳 アランバローズ 東京大賞典 オメガパフューム
うーん、やはり難しいが選ぶならチュウワウィザードだろうか。クリソベリルに2回負けている、それも3着なのが少し引っかかるがタイトル数が同じであればCCの結果を重く見たい。今年右回りでもタイトルが取れれば名実ともに王者となれる。
最優秀障害馬 メイショウダッサイ
一昨年はオジュウチョウサンだろうと思っていて結構引っかかったのだが今年は秋に負けたことで評価しづらかった。もちろん不良馬場の中まさに死力を尽くして5分を超えるレースを制したオジュウチョウサンも素晴らしかったが、そのレースでも食い下がって冬に大輪を咲かせたメイショウダッサイを今回は上に見たい。
年度代表馬 グランアレグリア
個人的には以前から春秋マイル王と言うのはもっと評価されていいと思っている。今は少し競馬場の特性も変わってきているが、府中と京都という中央競馬を代表する競馬場の中でも純粋な力比べになることが多いコースでの結果は重んじられてほしい。グランアレグリアに関して言えば中山スプリントにも対応したし、結果的には年度代表馬争いのライバルとなることになった(2頭の三才三冠馬をも退けた)アーモンドアイを完封したことも大きい。
特別賞 アーモンドアイ
無冠は申し訳ないのでというわけではなく、やはり芝G1 9勝の偉業には何がしかの賞が相応しいと思う。絶対長いと思って凡走を予想したジャパンカップの力強さを一生忘れないだろう。
さて、実際はどうなりますことやら。