ツールの限界
遠くの相手とつながるツール。
その手段は、手紙から電話やメールへと発展した。
今ではパソコンやスマホを使い、動画で会うことも当たり前になった。
科学技術は進歩している。
だが、直接会って話すことには、未だに及ばない。
例えば、メール。
いつでもどこでも、相手に要件を送ることができる。
ところが、そのメールには大切な情報が含まれない。
・微妙なニュアンス
・話のリズム
・人となり
これらの情報を、文字だけで伝えることは難しい。
そのために30分かけて文章を考える位なら、1分だけでも会う方がいい。
直接会って話せばすぐに済むことでも、文面の受け取り方によって話がこじれることさえある。
たしかにツールには、それぞれの良さがある。
動画は、まさに会ったような気にしてくれる。
だが、実際に会っているときとは、やはり何かが違う。
直接会って話すこと。
そこには、科学技術がフォローしきれていない要素が残されている。
今こそ、その大切な何かを感じ取るように心がけたい。
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