ほのぼの感
人生初の『つくろいパーティー』。
「楽しかったー!」
と、参加者も講師の方も、そして主催者(&参加者)の私を含むみんなの感想。
参加された方は、ご家族のパーカーやご自身のブラウスを持参。
私は、袴と道着の股下。
破れやほつれを、はじめに講師の方にご診断を頂いた。
「これは縫い目を合わせて、穴に沿って縫えばいいですね。」
「これはあて布をして、その周りを大きく縫いましょう」
その方は、自慢するほどの知識やスキルは持っていないとおっしゃっていた。
が、
参加者にとっては、目からウロコが落ちっぱなしのあっという間の3時間。
「あぁ、そうすればいいのか」
「おぉ、それならできそうだ。」
普段ならおっくうな裁縫も、楽しくて仕方がない共同作業に早変わり。
他の方の質問から新たな視点に気づかせて頂く。
そして、自分の出来栄えを見てもらいたくて、それとなく話しかける。
童心に帰ったような、町会の集まりのような…。
「ほのぼの感」とはこのことだったなぁと、思い出させられるひと時。
知識やスキルは、実生活に活かしてこそ価値がある。
しかも、みんなで共有することに意義がある。
改めて、そう実感したイベントとなった。
これは、次回も開催するしかない、と強く心に決めて帰路につく。
次は、冬物を取り出す秋だな。
その時のためにつくろう衣類を、今から探しておこう。
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