【前編】各時間足の使い方まとめ
お疲れ様です。高卒トレーダーのまことなりです。
「時間足種類多すぎてどれを使えば…?」
トレードを始めたばかりの初心者が誰しも思うこと。
なんならある程度トレードしている人でも
〇〇さんが1h足おすすめしてたから〜と曖昧な理由。
ネックラインを実体でブレイクしたらエントリーしよう。
と思っていてもなかなか実体で確定しない1h足。
確定を待っているうちにどんどん利幅が狭くなっている。
時間足について悩むことは勉強すればするほどあると思います。
少しでも自信がない方、一緒に勉強していきましょう。
↑が私の使用している時間足です。
これをトレード時は使い分けています。
それぞれの時間足の使い方と特徴を解説します。
【1m足】
チャートの値動きをリアルタイムに感じたい時に使います。
1分ごとにローソク足が確定するため、鑑賞するには1番楽しい時間足です。
[特徴]
・ノイズだらけでエントリー根拠にはならない
1m足で重要水平線2300.76 実体ブレイクしたからロングエントリー!
なのに急落…。実体まで待ったのに…。
これを5m足で見ると次の通りです。
綺麗に実体はラインの中で収まっていますよね。
・上位足に負けすぎて根拠にならない
1m足でダブルボトム発生!
ロングエントリー!
…と意気込んでみたらあっけなく下落。
…あるある。
これは上位足である1h足とかで下落のサインがでており、そちらが優先された形です。
つまり1m足のダブルボトムだの三角保ち合いだの
なんの根拠にもならないです。
強いて言うなら上位足との方向が一致すれば思ったように動くですかね。
ダブルボトムがあるなら、エントリー前に1h足とかも確認しましょう。
[まとめ]
・1m足は観賞用
・ノイズも凄いし上位足の影響受けすぎて根拠にならない
【5m足】
私の大好きな時間足です。
[特徴]
・最も下位足でノイズのない時間足
先ほどの画像でも説明した通り、5m足はノイズが少ないです。
基本的にライン内にきっちり実体で収まります。
また実体でブレイクしたならそのままブレイク方向に推進していきます。
損切りや利確も5m足で作業しています。
〇〇のラインを5m足の実体で割ったら損切りしよう
といった感じです。
・根拠探しには使えない
1m足と同様にダブルボトムなどの型を探す分には使えない時間足です。
理由は同じく上位足の影響を受けすぎるから
[まとめ]
・最もノイズのない下位足
・実体ブレイクor反発は5m足で見る
・損切り、利確も5m足で判断
・ダブルボトムなど型探しには使えない
【15m足】
リターンムーブ専用時間足と思っています。
[特徴]
・リターンムーブ確認が出来る
重要水平線をブレイクした後に起きるリターンムーブ
リターンムーブ後のローリバエントリーは利幅も大きく初心者によくおすすめされる手法です。
そのリターンムーブを1m足や5m足で確認しようとすると
ダマシが多くリターンムーブかと思ったらただのノイズだったということが良くあります。
リターンムーブをダマシなく確認できるのが15m足
・型探しが出来る
ダブルボトムや三尊などの型
型探しに使える最も下位足が15m足
だと思います。理由は十分確度が高い。
先ほど
上位足の影響を受けやすいので1m足や5m足では型探しはダメ
と言っていましたが、15m足なら1h足と同じ目線であることが多いです。
[まとめ]
・リターンムーブ確認用時間足
・型探しも出来る
・ノイズも少ない
15m足は万能な時間足って感じです。
【1h足】
何かとおすすめされる時間足です。
とりあえず初心者は1h足でトレードしろと
多くのトレーダーが言っているイメージ
[特徴]
・ノイズは全くない
ノイズなどは全くないですが、その仕事は5m足で十分です。
・型探しに使える
もはや影響を受ける上位足は日足くらいのものでしょう。
ダブルボトムや三尊、三角保ち合いや重要水平線などのライン引き作業など
デイトレレベルの環境認識は1h足or4h足で行いましょう。
流れとして1h足で環境認識を行い重要なラインに近づいたら5m足でブレイクなどを観察してエントリーする。
といった使い分けです。
1h足で実体ブレイク確定などを待ってもいいですが
実体確定するまでが長いですよね。
もちろん5m足の実体より1h足の実体がブレイクするほうが確度は高いです。
ボラにもよりますが1h足確定を待っていたらリターンムーブすら終わっているかと…。
[まとめ]
・ノイズなし
・型探し出来る
・確定までが遅い
…長い…!!
一旦ここまでを前編として記事を終わります。
後編では4h足と日足の使い方を解説致します。