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僕の駐在日記 #5

これは僕の駐在員としての記録である。

赴任をして4週目。
もうすでに会社にも生活にも馴染んできた。どこに行っても何とかやっていけることは、強みとして持ってもいいだろうか。
今週はボスが日本へ出張へ。いつも通り仕事はしているけど、ナショナルスタッフもどことなくフランクな感じだった。
おかげでいつもよりいろんな会話ができて、より距離が近まった気がする。

金曜日には”KITAS”の申請に入国審査局へ。1ヶ月かかってようやく許可が下りたらしい。常に身分証明としてパスポートを持ち歩ていたから、これで一つ安心ができる。

顔写真と指紋登録を済ませて終了

いつも昼食に行っている、ローカルレストラン”WARTEG”にも1人で挑戦。店員のママも顔を覚えてくれているから、ありがたい。いつも「この子は英語だけだよ」と茶化されるので、今度は覚えたてのインドネシア語で注文をしようと思う。むしろ食事の会話は、この店で使うために覚えたようなものだから、来週行くのがすごく楽しみ。笑

週末は、東南アジア最大の【イスティクラム・モスク】へ。
ここは凄くよかった。ジャカルタの観光で初めておすすめしたいと思う。

とにかく大きい

タクシー配車アプリ”GoCar”を使い、300円ほどで到着。入口のセキュリティに聞くと13時からのツアーに参加しろとのことで、それまで近くの屋台で昼食を済ませる。そして時間に合わせて、正門から入って左側のツアー参加者集合場所で参加登録をしたが、日本人は1人もいなかった。

30分おきにツアー催行、なんと無料

半袖半ズボンで行ったため、貸し出し用の布?を腰に巻く。

実は巻いてみたかったため、半ズボンで行きました。。

入り口で靴を脱いで、ガイドさんの案内でモスク内へ。階段で3階まで上がり、内部が一望できるポイントへ。

他の国でもモスクは行ったことはあるけど、この大きさは初めて。
色使いも綺麗で圧倒される。

1階のお祈りする場所にも行きたかったが、異教徒である僕が行くことは良くないかと思い、断念。それでもこの光景を見れただけで大満足。
ガイドさん曰く敷地内には20万人が入れるとのこと。最初は半信半疑だったが、建物内を見るうちに納得できる大きさだった。

牛の革で作られた太鼓と木のサンドバックみたいなやつ
これでお祈りの時間をお知らせする
足元の1マスが1人がお祈りする場所
イスラム教のモスクからキリスト教の教会が見えることが珍しい

モスク内は赤い絨毯が敷かれており、中には昼寝をする人もいて、ジャカルタの人たちの憩いの場になっているのだと実感した。
日本にいるとまず行くことはない、凄くいい経験ができた。隣国のマレーシアにもピンクモスクなるものがあるらしい。9月かな、必ず行こう。

そして、モスクから見えていた教会(カテドラル)にも行ってみた。
道路を挟んで真向かいに教会がある。これも多様性を認めているインドネシアならではの景色だろう。インドネシアでは必ず自分の宗教を決めないといけないらしい。身分証明書にも宗教の記載の欄がある。

こちらも立派な教会

行ったときにちょうど結婚式があっていて、雰囲気も良かった。モスクを訪れた際には立ち寄ってみるのもいいだろう。

祭壇の近くまで行けなかったのは残念
個人的に気になったのはこの椅子。教会では木の板だけが多いが、座る部分がネット式になっているこれもインドネシアならではなのか。

近くにモナスもあるため、観光をするには凄くいいだろう。ジャカルタに遊びに来てくれる(と言っている)友人もいるため、来てくれたらここに案内しよう。

そしてインドネシアで初めて散髪に行ってみた。細かいところまでは伝えれられないから、日本で切った時の写真を見せる。躊躇なくバリカンを入れてきたけど大丈夫かと不安になる。
仕上がりは、、、カドがたって角刈りみたいに。次回はもっと良くしてもらおう。笑
料金は2,300円程。日本よりは安いね。

迷いが全くない
洗髪するイス。マッサージ機能がついていてこれは最高

こうしてヘアスタイルもインドネシア人になったことで、よりこの国を好きになっていけるだろう。笑
最近よく使う言葉が「Tidak berbicara indonesia」(訳:私はインドネシア語を話せません。)このTidakを外せるように、レッスンも頑張ろう。

こっちのビール"ビンタン" さっぱり系でオリオンビールみたいな感じ

週末の限定(値段が高い)のビールを嗜んで、来週も頑張ろう。

#6へ続く





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