僕の駐在員日記 #10
これは僕の駐在員としての記録である。
今週は土日まで仕事の長い1週間だった。けれど、会社の中でパソコンと向かい合う毎日よりは充実していた。人と会話をして、喜んでもらうことが僕にとってのやりがいだと改めて実感をした。旅行業は大変だが、この瞬間のために頑張っているのだろう。
新入社員時代に先輩から貰った手紙を今でも手帳に入れて持ち歩いている。「たとえ90%がきついこと、つらいことでも、残りの10%がとってもかけがえのないものであることが、旅行業の魅力だと私は思っています。」
これまでの会社員人生、どこにいってもに人に恵まれていた。関わる人すべてを幸せにできる、そんな魅力ある大人に僕はなりたい。
今週の出来事(8/26~9/1)
〇会社があるビルの避難訓練
水曜日の昼下がり、アナウンスとともに非常ベルが鳴り響き、突然避難訓練が始まった。会社のメンバーのいわれるがまま、非常階段を使いビルの隣の公園に避難する。よく分からなかったが、皆と笑顔で過ごせたから良しとしよう。訓練が終わるまで’”例の”秘密の場所でコーヒータイム。仲を深める良い時間になった。
〇日本フェア
ジャカルタ市内のショッピングモール【コタカサブランカ】で日本の魅力を紹介するイベントが3日間に渡り行われた。山陰地方のブースにいたが、3日間でなんと1,200人の来場者数。ノベルティ効果もあるとは思うが、昨年の2倍の訪問者数で凄い数だと思う。
紹介をしながら、僕自身が山陰の魅力を感じていた。島根の温泉に入りたい、鳥取砂丘で自然の雄大さを感じたい。
次回は熊本県も出店することを祈っている。
親日国であるインドネシアは、やはり日本が好きな方が多い。自分の国を好きになってくれるのは、嬉しいものである。
〇都会のオアシス
ジャカルタは高層ビルの隣に、庶民的な家が乱立している。この場所は毎日のコーヒータイム、インドネシア語の勉強の場になっている。「昼食後、いつもの場所で待ってるね」その言葉が嬉しいよ。
次の土日は、いつものコーヒーメンバーでを【バンドン】へキャンプに行く予定である。とっても楽しみだ。
#11へ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?