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僕の駐在員日記 #1

これは僕の駐在員としての記録である。

2024年7月1日(月)
慣れ親しんだ福岡空港国際線を出発する。
利用便はシンガポール航空(SQ655/SQ962)。
チャンギ国際空港経由、スカルノハッタ国際空港行き。


インドネシア駐在員としての生活が始まる。


遡ること10か月前。
会社の情報共有サイトに社内公募の募集案内が出た。その中に、海外駐在(アジア)の記事を見つけた。
これまで九州から出て生活したことがなく、いつかは外に出たいと渇望していた僕に、受けないという選択肢はなかった。

~僕の自己紹介~
1994年熊本県天草生まれの30歳男性。高校まで天草、大学は福岡。旅行会社に勤務して8年目。(長崎に3年、福岡に5年)
大学2年生のカナダ・バンクーバーへの短期留学を機に『旅』に目覚める。
それ以降は、1人で旅を続けこれまで渡航国は18ヶ国。
もともと旅行会社志望で、東京を希望しながら、ずっと九州で働いていた。
座右の銘は、【人生は一度だけ】
独身。結婚願望はあるが、彼女はカナダ・トロントでワーホリ中。。。

社内公募の結果は、見事合格。
とんとん拍子に話が進み、1か月の東京研修を経て、出発までこぎつけた。

両親に見送りに来てもらい、福岡国際空港へ。
これまで何度も経験があるはずのチェックインに戸惑いつつも、無事に手続きが済むと、そこには同期の姿が。同期というより、昔からの友人という表現のほうが合っている気がする、人生の中で出会えてよかった人達である。ありがとう。
盛大に見送りの中、母親の目には涙が。(あったような気がする。)頑張らないといけないと、さらに胸の中で誓った。

更新したパスポートに初めて出国スタンプをもらい、いざ出発。
内心は、不安で押しつぶされそうだった。

機内では、食事ものどを通らず、最後の悪あがきで≪英会話ペラペラビジネス100≫を片手に、英語で映画鑑賞。
あっという間のフライトだった。

ジャカルタへ到着すると、入国審査で査証を提出し無事に入国。税関を通過し、EMEI登録を済ませた後、宿泊のホテルへタクシーで向かうのであった。

ジャカルタの初見の感想は、思った以上に都会で車が多いということ。東南アジアの雰囲気を残しつつ、高層ビル群・ショッピングモールが立ち並ぶ都会だが、洗練されてはいない感じ。嫌いではない。笑
ならではの蒸し暑さはあるけど、梅雨時期の日本と変わらないかな。

ホテルでチェックインを済ませ、近くのレストランで夕食。
いよいよ明日から、インドネシアでの生活が始まる。

#2へ続く

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