富士見町教会
公認会計士の三浦真です。
街はクリスマスですね。小4の次男は今年も、手紙を書いて婆に渡していましたので、サンタクロースが来る予定です。
私は、祖父の代からのクリスチャンで、キリスト教信仰の伝統が、人生に深く根付いています。
公認会計士のプロボノの一環として、公益財団法人 東京大学学生基督教青年会(YMCA)の理事を務めています。この役割は、完全なボランティアで、会計、経営などの側面から同法人を支援しています。
私の父も、牧師として生涯を捧げてきた人で、現在89歳になります。すでに引退していますが、現役時代は多くの方々に、キリスト教を伝えてきました。
特に、社会福祉法人でのクリスマスのメッセージは、とても印象的でした。神を愛し人を愛する人生を間近で見ることができました。
首相がクリスマス礼拝に参加
昨日はインフルエンザで、寝込んでおりましたが、テレビ朝日のニュースで、自由民主党の石破茂首相が、富士見町教会でクリスマスの礼拝に参加した、という話題を見ました。
富士見町教会は、プロテスタント長老派の伝統にある教会で、私自身、大学時代からこの教会に通っています。
妻との出会いも、また、結婚式も、富士見町教会でした。
日本の現役の首相が、ここでクリスマス礼拝に参加するとは、正直なところ想像していませんでした。
私は、幼少期からクリスチャンとして生活してきましたが、教会に通う人が日本では少数派であることを常に感じていました。七五三も無いですし、初詣もありません。劣等感を持っていました。
学校や地域社会の中で、クリスチャンとしてのアイデンティティを持ちながら生きることは、時に、孤独を感じることもありました。
それだけに、自分が属している共同体に日本の首相が足を運ぶ、という事実は驚きです。
国際的なつながり
来月、石破首相は、アメリカの次期大統領、ドナルド・トランプ氏と会う予定のようで、彼もプロテスタントということで、同じバックグラウンドが、良い関係の構築に役立つことを期待します。
私も、デロイト香港事務所に出向中、何度もキリスト教コミュニティに、助けて頂きました。父が牧師である話題など、共通の話題があることは、とても良いことでした。
信仰は、個人にとって善悪の拠り所であり、社会全体を豊かにする力を持っていると同時に、悪意がある者に利用されると、争い事の種、紛争の口実にもなり得るものです。
なので、歴史的に、思想信条の自由・信教の自由と、政治は特定宗教に肩入れしない政教分離が必要なんだ、と理解しています。
私は、公認会計士として、また、公益財団法人の理事として、高い倫理観を持ちながら、仕事に取り組み、社会に貢献していきたいと考えています。
お陰様で、ゾフルーザが効き平熱になりました。
本調子ではないですが、今日もお仕事がんばります。