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令和6年9月議会の一般質問

今年も夏が過ぎようとしています。
3年連続の大雨被害になりかけるぐらいの短時間大雨情報は
出ましたが、被害が出なかったことが何よりです。

川の浚渫などの効果はあったものと思われますが
定期的に行うことが必要だと思いますので、
引き続き県の河川防災担当には定期的な巡視と浚渫対応を
お願いしていきます。

さて、今回の議会質問は海外留学~タブレットの活用まで
様々な領域にわたります。また、今回は議会の一般質問者が
10名ということで2日間に渡り幅広い質問が行われます。
また、9月議会は五城目町の昨年度決算を議論する
決算特別委員会というものが行われます。私も過去3年間
毎回参加しており、今回もおそらくは参加することになると思われます。

未曾有の災害がおきた昨年一年で基金の取り崩しも大きく
町の財務状況がどうなっているか、各課の事業評価含めて
細かく見ていく委員会です。

ぜひ五城目町議会傍聴に足を運んでもらえるとありがたいです。

1 高校生の海外渡航補助をふるさと納税で

(1) 小中学生向けには、AIUとの協働で五城目で世界一周な
どのプログラムが行われているが、高校生向けには行
わないか。
(2) 今年度、民間団体が有志でクラウドファンディングを
行い、五城目在住の高校生を海外に送った事例がある
。今後に向けて、ふるさと納税の使途目的を明確化す
ることで、町在住の高校生の留学や海外での学びを五
城目町で継続的に支援できないか。
(3) 来年度以降はどのようなKPIや計画を考えているか。

2 矢田津世子を今後どのように町内外に発信していくのか

(1) 没後80周年を機に矢田津世子の未発表原稿が発見され
るなど、改めて町内出身の作家として評価されようとして
いる。県立大学副学長の高橋秀晴氏によれば、津世子作品
は、ふるさとへの愛を感じさせ、人間の本質を描いている
作品であると評価される。今回の原稿の「みぞれ」につい
てもこれまでのような簡易出版だけではなく、流通に乗せ
たほうが良いという声もある。町の考えは。
(2) 作品内に出てくる古寺など、五城目町の場所を巡るツ
アーなども企画し、町内外に向けて予算をかけなくても発
信できる方法もあると考える。町の考えは。
(3) 町で保管されてある矢田津世子の原稿や資料などはど
こにどのように保管されているのか。保管状況はどのよう
になっているのか。また、没後100周年まであと20年、原
稿の劣化など保管方法も今後課題になってくる。データ化
などは検討しないのか。

3 タブレットの更新および古いタブレットの有効活用は

(1)現状、小中学生に貸与しているタブレット機器の更
新タイミングが近づいている。本タブレットの運用状況に
ついて、成果と課題はなにか。次期の更新に向けてこれら
の課題をクリアするにはどのような準備が必要か。また想
定予算や時期は。
(2)現状のタブレットはリースではなく、町が購入した
ものである。これらを用いて、各公民館などで高齢者や町
民の幅広い世代にもDXの恩恵が受けられるような取り組み
を町で行っていくなどは検討しないか。
(3) 総合発展計画にも「ICT を学習ツールとして効果的に活
用していくために、児童生徒の ICT 技能の段階的育成と教
職員の指導力を高める研修を推進します」と記載があるが
、教職員向け研修の状況と、児童のICT技能の習熟度はどの
ように測定し現状どうなっているか。

4 樋門管理のあり方は

(1)全員協議会では、フラップゲート一基を設置するの
に2000万~3000万程度の予算が必要とのコメントがあった
。一方で大川地区の農業用樋門などは高さが低く、内水氾
濫をフラップゲートで防げないとのこと。フラップゲート
を導入する場所としない場所の想定は。導入しない場合、
可搬型ポンプなどでの対応となるが、この対応については
いつ目処で誰が指示を行い、予算としてはどれぐらいがい
つ計上されるのか。現状の予定を教えて下さい。
(2)先日の全員協議会資料にて、内水浸水対策住民説明
会が今年度12月と2月に2回開催されるとあったが、こちら
は毎回内水氾濫で被害が大きくなる曙町含む大川地区に向
けても開催されるという認識であっているか。

5 遊具新設とエリアマネジメントの融合を

(1)全員協議会の資料で提案された町内遊具の管理計画
について、今年6月の遊具点検の結果、修繕不要が6基のみ
、撤去が12公園31基となっている。場所を集約し必要な遊

具を新設すべきという声もあったと聞くが、新設するため
の場所選定やどのような遊具を選定するのかの方向性は、
パブコメやワークショップの際にぜひ町民の声を入れてほ
しい。
 昭島市立光華小ではプレーパークを学校内で行うなどの
事例もある。五城目町の様々な環境を活かした新しい遊具
と公園づくりは、これまでも指摘している雀館のエリアマ
ネジメントにもつながる。男鹿市に2025年に新設される船
越こども園は建築家の三浦丈典氏が関わり、地域全体を新
しい学びの空間とする計画がある。
現在休止中の雀館運動公園の整備費年間2,000万円の一部
をエリアマネジメントや建築家、デザイナーに依頼するこ
とで、より充実した雀館公園と遊具新設に伴う場所にリブ
ランディングができないか。町の考えは。

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