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『世界を旅するように生きる』冒険家

フィロソフィー

「人生は冒険」
これがぼくのフィロソフィーです。

未知の場所、まだ誰も成し遂げたことがないこと。

こんなことにぼくはワクワクします。

テック・ビジネス・プロデューサーもそう。
武道家 空手もそう。

空手は、精神と肉体の限界や可能性への挑戦ができるのが何よりもぼくを熱くさせます。

ただ、ぼくのフィロソフィーを一番体現してくれるのは、やはり
「冒険」

これまで、自転車で
10代で日本一周
20代でギリシャ・トルコ一周
30代で南米大陸縦断

をしました。

今回は、一番直近の
「自転車で南米大陸縦断」
をお話しします。

自転車で南米大陸縦断


アメリカの大学院が終わる、32歳の冬。
僕はひそかに大冒険を企んでいました。
「南米大陸縦断」

まだ見ぬ地、南米大陸。
そこを自転車で駆け抜けたら、どんなにワクワクするか。

迷う前に、往復のチケットを買いました。
スタートはアルゼンチンのブエノスアイレス。
ゴールはコロンビアのボゴタ。
期間は4か月間。
距離は約7000km。

最大の難関は、太平洋に抜けるときに越えねばならない、アンデス山脈です。
最高峰は約7000m。

スタートのアルゼンチンの意心地が良すぎて、2日のはずが、1週間も滞在。

そこからウルグアイへ。
ひたすらまっすぐな道を行くこと2週間。
夢にまで見た、ウルグアイとブラジルにまたがる、世界三大瀑布のイグアスの滝に到着。
おどろおどろしい滝に、疲れが吹っ飛びました。

その地から、一度は行ってみたかった、アマゾンへ。
マラリア蚊がいるため、ウルグアイの怪しげな病院でマラリアのワクチンを接種。
もちろん、長袖長ズボンでアマゾンへ突入。

宿は、アマゾン川沿いの、ワニが住むホテル。
部屋と部屋をつなぐ空中廊下には、ワニが口を開けて待ってました。

落ちた人、いないのかな。

アマゾン川では、ピンクイルカと競泳。
ただ、そんな爽やかなものではなく。
200m先に岸には、ワニたちの群れが。
ピンプイルカは縄張り意識が強いから、ワニは近づいてこないよ、とガイド。

ほんまかいな?!

恐る恐る泳いでいると、真っ黒なアマゾン川の中から、突然ピンクイルカが顔の前に。
驚いていると、他のイルカがぼくの足を引っ張って、海中へ引きずりこもうとします。

もう、パニック状態。

イルカは遊んでいるんだろうけど、ぼくはもう無理。
一緒にアマゾンを回っていたオーストラリア人たちは、大爆笑していました。

その地から、ペルーへ。
かの有名な、マチュピチュ。
そして、ウユニ塩湖。
特にウユニ塩湖はこの世のものとは思えない景色。
水面に空が移り、浮いているのか、何なのか。
これまたパニックになるような場所でした。

自転車が盗まれる!

そしていよいよアンデス山脈へ行こうとした、その数日前。
泊まっていた村の公園に、鎖ぐるぐる巻きで木に縛り付けて、その前にテント張って寝ていた矢先のことでした。

自転車が・・ない!!

これからいよいよアンデス山脈なのに。。とぼくは少し落ち込みましたが、気を取り直し、地元の警察に少しお金を渡し、村周辺の換金所をクローズしてもらいました。

そして、なぜか残されていた空手着を着て、村中で演舞して、空手の指導しました。

それが効いたのか!?

3日後。テントの前に自転車が返ってきた!

しかし、パンクしていたのと、予備のチューブもタイヤもなくなっている。。。
でも、もうぼくは引き返しません。
決めたらやり抜く。それがポリシー。

しかたなく、自転車を担いでアンデス山脈を越えることに。

世界初!?アンデス山脈を自転車を担いで走破

アンデス山脈。
標高2000mを超えると、酸素が薄いため高山病になります。

階段は数歩上ると息切れ、夜はよく寝られない。お酒を飲むと息切れが激しい。

筋肉量が多いと、さらにひどくなります。
筋肉は余計に酸素を使うので。

そんな中、2週間、ただひたすら自転車を担いでアンデス超え。

4000m付近では、野球ボールより一回り小さいヒョウがひたすら降ってくる。
まさに、地獄。

そんな中、ネイティブインディアンの村々がある。
通りかかると、トウモロコシのビールをごちそうしてくれたり、結婚式に呼んでくれたり、高山病が楽になる不思議な葉っぱを大量にもらったり。

また、そんなアンデスの途中では、同じ自転車の旅人に遭遇!
向かい側からくるので、慌てて止めると、なんと80歳近い方。
ドイツの方で、元医師。
心臓にペースメーカーを入れながら旅をしている。

おもわず、ずっと心にあった問をぶつけてみました。

「あなたはなぜ、旅をしているのですか?」

するとその方は、

「私もその問いが大好きだ。その問いといつまでも一緒にいたい。だから旅をしているのかもしれない。」

そんな答えに、なぜか涙が止まらなかった。

「人生は、旅だ。」

そう、強く思った。

そんなこんなで、アンデスの頂上へ。
頂上付近は、これまでが嘘のように晴天。
しかも、牧草地がどこまでも続いている。

そして、何やら、転々と何かいる。
それも大量に。

アルパカだ!

何百、何千もいる。

そんなアルパカも、自転車をかついだ日本人は初めての様子。

遠からず、近からず。
めっちゃ、じーっと僕を見てくる。
生きた心地がしない。。

そんな不思議な最期を経験し、何とかかんとかゴールまでたどり着きました。

ファミリーコンセプト

ぼくのファミリーのビジョンは、
「世界を旅するように生きる。」

これを一緒に叶えられそうな女性を発見。
それが今の妻です。

そんな妻は、小さい子ども3人を連れ、2か月間、タイのプーケット島に親子留学したり。

2023年の元旦は、家族で東南アジアの村々をバックパックした。

5年後のファミリー自転車旅行に向けて、今から着実にファミリー冒険力を上げています。

ファミリーの冒険の詳細、またアップしますね!


冒険したい方🌎、講演ご希望の方はこちらへ✉

press.compass123@gmail.com



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