UDトークの実証実験
ふくしとぼうさい日記859日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。
逗子市役所では、耳が不自由な方のための窓口での情報支援のため、2月から5月末まで、音声を文字にするアプリ「UDトーク」を入れたタブレットを庁内15の窓口にテスト運用する取り組みを行っています。
本日、逗子市中途失聴・難聴者の会みみの皆さんと一緒に、4つの課を回って実際にコミュニケーションをとってみる実験の会を行いました。
今日ご参加いただいたのは4人の難聴の方と、聞こえる方が私含めて2名の、計6名でした。
4つの課の窓口に行き、各課のお仕事についてUDトークを使って伺ったあと、使用について数項目を質問して、情報交換を行っていきました。
職員の方も、慣れている方、初めての方、それぞれおられましたが、円滑にお話を伺うことができていました。
また、難聴の皆さんも、慣れの差はあるものの、UDトークを使って聞きたい情報を得ることができました。
コミュニケーションをとる方法は、言語としての手話、できない方は筆談があります。
手話通訳、そして要約筆記のサポートがありますが、頼めない場合などは、個々の窓口の皆さんによる対応となります。
筆談よりUDトークが格段にスピードが速いので、円滑なコミュニケーションをとることができます。
職員の方からも、実際その声をいただきました。
何より、一番大切な当事者の声を、直にお伝えすることができました。
現時点での改善点はあるものの、今日ご参加いただいた皆様もとても満足されておられました。
逗子市デジタル推進課の皆様、ご協力いただいた課の皆様、誠にありがとうございました。
引き続き、どなたにとっても優しい窓口になるように、私も注力していきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?