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買い物支援の場を作ってみる その6

ふくしとぼうさい日記916日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

逗子市池子にある東逗子第一団地の支えあいボランティアグループチームまごの手でお手伝いをしています。
昭和40年代に山の上に作られたこの団地は、高齢の方が多く、昨年地域のお店が閉店し、買い物ができなくなったという声から、買い物サロンちょこっと朝市を隔月で行うようになりました。

地元のスーパーにご協力をいただき、生鮮野菜、お米、生活用品、お弁当、調理パンなど、朝9時半に運ばれてきて、10時から11時半まで買い物サロンを開催しています。


今日は猛暑で、前回よりも参加者は少なかったですが、お越しになられた方、楽しそうにお買い物をされていました。

す社協の若手職員が、重たい荷物をご自宅までお持ちするサポートも行っていました。
夏休みの小学生が、会計のお手伝いもしてくれました。
とても素敵な光景でした。

最近は宅配が便利になり、買い物に行かなくても必要なものがそろいます。
一方、ご近所の人が集い、コミュニケーションが生まれる買い物の場は、少なくなりましたが、この団地の皆さんにとって、大切な時間になるのではと、あらためて感じました。

自分の目で見て選んで買う幸せ。
当たりまえなことが当たり前にできること。
それができない地域には支援の仕組みを作ることが必要と感じています。
この団地以外にも、買い物に困っている方が多くおられる地域があります。
うまく仕組みが作れないか、この団地をモデル事例として、考えてみたいと思います。

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