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発想の転換

ふくしとぼうさい日記229日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

昨日と今日と、夜に連続で認知症の理解を広げる「RUN伴+三浦半島金沢区学生実行委員会」のオンライン打ち合わせをサポートしました。

「RUN伴+三浦半島金沢区学生実行委員会」については、以前のnoteでもまとめていますので、よろしければご覧ください。

若者が動くと地域が動く|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/nba545b546a5c

RUN伴+三浦半島は、色々な福祉施設を回り、認知症の方のご参加や施設の方のご参加を中心に、参加ランナーとつなぐタスキリレーです。
昨年度も中止となり、今年度は人数を少なくしてできるかと考え、春から準備をしてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、準備をしていた今年度の取組みを、三浦半島全体で変更することが決まりました。
大勢で走ることを中止し、一人もしくは家族で走ったり歩いたりした写真や動画を指定したところに送っていただき、それを編集してつないで公開し多くの人に見てもらうことで、認知症の理解の輪を広げるものです。

金沢区学生実行委員会では、金沢区にある9つの地域ケアプラザにすでに協力依頼を行い、当日回ることと施設で距離をとって応援していただくことを了承いただいていました。
昨日今日と今回の変更に対してどう実施ができるか、皆で知恵を絞っていました。

一人で走るならば、「駅伝」ができるのでは?というアイデアが出てきました。
たすきも用いず、タッチもせずに、約16㎞のコースをメンバーで区切って、区間は一人で走ってエアタッチで次のランナーにつなぎ、タイムを計測する。
応援協力をしてくださるケアプラザには、玄関先で応援と、できたらケアプラザの職員さんにも駅伝ランナーとして参加をしてもらう。
みんなで走れないなら、地域でのネットワークを作りながらタイムを計ってみる駅伝チャレンジをという発想の転換です。

昨日の最初は気落ちしていたが学生たちの顔が、今はワクワクな顔になってきました。

今回は認知症の方や高齢の方などには応援でしかご参加いただけないと思いますが、できることをやって、次にみんなで走れるときのためにつなげることが大切と、皆が意気込んでいました。

三人寄れば文殊の知恵と言いますが、苦しい中で良いアイデアが出たと思う2日間でした。
皆の活動を、陰ながら引き続き応援していきます。

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