世界最終戦争(ハルマゲドン)に勝利するために
ウクライナ問題について発信している方たちの情報を見るといよいよ終焉に向かっていると思われます。
結果はロシアの勝利。
ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官までダボス会議の世界経済フォーラムで「ウクライナは戦争を終わらせるためにロシアに領土を譲る必要がある」とこれまでのアメリカの姿勢を崩すような発言をするようになりました。
ヨーロッパ勢もポーランドを除いて弱腰に。
そうでなくてもロシアは既に当初の目的をほぼ完了しました。
マリウポリで抵抗していた兵を降伏させ、その他の残っているウクライナ軍も戦意喪失して投降。
もちろんロシア軍も多くの犠牲者、損失を出したとは思いますが士気が高く、崇高な任務のために戦った誇りと余裕があるのか、笑顔で捕虜たちを手厚く保護、解放された市民たちからも歓迎されています。
私はウクライナ問題に注目しはじめた当初は、ロシアは弱体化して追い詰められていたと思っていました。
しかし、それはソ連崩壊のイメージが拭い切れないまま見誤ったことでした。
プーチンによってロシアは立て直され、兵力は西側すべてを合わせても敵わないくらいまで成長していたようです。
プーチンロシア大統領によって発表されたRS-28サルマトはアメリカの防御システムでも迎撃できず、10発で全国民が滅ぼされるくらいの威力。
もし、核による全面戦争になったら一瞬で勝負がついてしまうでしょう。
だからアメリカは焦ったのだと思います。
ウクライナに化学兵器研究所を作ったのもそうですし、NATOに加盟させてモスクワまで5分で到達できるキエフに核ミサイルを配備しようとしたのも東西の力のバランスを取り戻すためだったのだのかも知れません。
地政学的に重要なウクライナをロシア側につかせないためにキエフの極右部隊に東部のロシア語系住民を弾圧させたのもそうですし。
そのため異常なまでの対ロシア思想を子供の頃から教育。
そして全世界にロシアがウクライナを侵略してきた、とロシア悪のイメージを広めるためにはどんなフェイクでもなりふり構わず使いました。
空爆のイメージを作るため、ロシア軍の航空ショーで飛んでいる映像をさもウクライナの上空を飛んでいるかのように使用したり、その数は紹介しきれない程です。
そのほかにも呆れるような内容ばかり、どうぞ以下のリンクも開いてみてください。
その中でもとっておきのプロパガンダはこれでしょう。
ロシアは酷いと世界に思わせたマリウポリの小児・産科病院空爆の自作自演。
イタリア語ですが、一躍全世界に有名になったマリアナ・ヴィシェジルスカヤさんのインタビュー動画ノーカット版です。
この方の情報は二転三転しましたが、このインタビューでその全貌が明らかにされました。
まず皆さんが知っているニュースでは病院がロシア軍の空爆によって攻撃されマリアナさんはそこから負傷しながら命からがら出てきたところを写真を撮られたというものでした。
その姿は全世界に広まりロシアはなんて酷いことをするんだという世論になりました。
その後、ロシアからマリアナさんは俳優であり西側のプロパガンダに用いられたという情報が流されました。
ところが、それは間違いであることがわかり、ロシア擁護派もその情報を引き下げました。
(利用できる情報は何でもプロパガンダに利用しようという点ではどちらも同じでしょう。でもロシアのプロパガンダは早まって間違えた程度で、西側のわざとらしい演出やフェイク使用とは比べ物になりません。)
しかし、本人のインタビュー動画であれは空爆ではなかったという重要な証言も同時に流れました。
ところが、それもロシア軍によって拘束、人質として連れていかれ、あれは空爆ではなかったと無理やり証言させられプロパガンダに用いられたものではとされました。
そこで、ドンバスで2014年からずっとウクライナ紛争を追い続けたイタリア人ジャーナリストGiorgio氏が直接マリアナさんに会ってこのインタビューをし、真実が語られたというわけです。
それによると、あれはやはり空爆ではなかった。
なぜそれがわかるかというと、彼女は2014年以来、内戦でウクライナ軍による空爆を何度も受けており、それがどういうものか体験していたので、このときは飛行機なんか飛んでいないし空爆ではないことが明らかだったそうです。
このとき病院にはウクライナ軍はおらず近くの建物にいたのですが、爆発(ウクライナ軍の砲撃?)の後、10分くらいでジャーナリストと一緒に駆けつけてきたそうです。
マリアナさんは、地下にいたのですが、いったん赤ちゃんのものを取りに上に上がり、階段を降りようとしたらジャーナリストが待ち構えていて撮らないで欲しいと頼んだにも関わらず、写真を撮られてしまったと言っています。
それがニュースで全世界に流されたあの有名な写真になりました。
マリアナさんは、爆発から僅か10分、なぜそんなに早く取材に来れたのかが不思議だったようです。
そしてご主人も迎えに来ましたが、そのときはニュースで報道されたような空爆による大きな穴はなかったそうです。(おそらく後で作られたものでしょうか?)
また、ロシア軍に拉致もされていないと証言しています。
このイタリア人によるインタビュー、イタリアや西側のメディアでも流されたようですが、空爆はなかったなど都合の悪いところはカットされたようです。
すべてが西側の情報にマリアナさんは利用され都合よく内容が改変あるいはカットされたというわけですね。
イタリア語が分かる方はぜひこのノーカット版インタビューをご覧になってお確かめください。
イタリア語がわからなくてもこの動画の概要欄と動画についたコメント欄はグーグル翻訳で見ることが可能ですのでその反応だけでもみられると良いかも知れません。
反論はまずなくマリアナさんの勇気を称える言葉とジャーナリストへピューリッツァー賞ものだというような称賛の嵐です。
日本でこのような情報が流されるとまずそんなの嘘だとか、プロパガンダだとか否定のコメントが湧いてくるでしょう。
どんなに真実の情報が出てきても、日本人は最後まで気がつかないのかも知れません。
見えないのではなく見ようとしないのです。
この動画ファイルは、白い腕章をつけてZマークの書かれた車両でロシア軍が市民を救出する姿をウクライナ軍がやっているかのように報道したものです。
市民虐殺もウクライナ兵がやったことだと市民たちが証言しているのにそれは一切放送でカットしたり。(これもデータ持ってますのが山ほどあるのでいちいち紹介しません。同じようにロシアを批判するウクライナ人の証言、ほとんどは現地からじゃないものは日本のニュースで扱われていますが、ウクライナ兵に攻撃を受けたという証言は現地からだけでもその100倍以上あるかという感じです。)
これはいわゆる前にご紹介した認知戦ですね。
これだけ、すぐにわかるような嘘を使ってまで情報統制しようとしたのは、強大になってきたロシアに対する焦りと考えればなるほどと思うようになりました。
しかし、どんなに武器弾薬を援護支援しても戦況がはっきりしてきたので態度を変えてきたということでしょう。
経済制裁も逆効果となりロシアンルーブルがドルに対して勝利。
こないだまでロシア軍が士気衰え苦戦、敗退しているとしていたニュースは一体どこへ行ったのでしょう?
太平洋戦争中の勝ってる、勝ってるって大本営発表と同じですね。
そんな中、日本を除く世界の世論も変化。
ボスであるアメリカが参ったと認め始めたのに、日本は上った梯子を取り外されたような恰好に。
まもなく停戦となっても表向きは西側もプライドを保つでしょうから、日本人は気がつきません。
このままだと日本は次の戦いの舞台にされるかも知れません。
元ウクライナ大使の馬渕さんはこの戦いを国家間の戦いではなくグローバリズムとナショナリズムの戦いだと仰っています。
そしてこのウクライナ紛争がハルマゲドン、世界最終戦争だとしています。
しかし、これで世界最終戦争は終わりではなく序章に過ぎないと私は考えています。
日本に温存された自衛隊の兵力。
これを憲法改正して使わせたいのではないかと危惧するのです。
その場合、ロシアから見れば風下の日本は核攻撃の実験台にもなる可能性があります。
もちろん、ロシアはアメリカがやったような卑劣な無差別殺人はしたくない、紳士な国だと信じたいです。
しかし、日本が西側勢力の言うことを聞いて馬鹿な事ばかりしていたら、予期せぬ出来事が起こりうる可能性はウクライナより高いと思うのです。
決して戦争とその恐怖を煽るわけではありません。
注意深く、戦争の方向へ世論誘導されないようにしなければならないと思うので私も自分なりに情報発信しています。
ロシアや北朝鮮、中国の恐怖を煽られて日本は憲法改正して核武装、兵力を増強しなければならないとかいう人がいますが、それは愚の骨頂です。
今からどんなにアメリカの助けを得て核ミサイルを装備しても間に合いません。
サルマトに対しては迎撃システムも役に立ちません。
第一、狭い島国にたくさんの原発、巨大な地雷が埋め込まれているようなものでそこに小さなミサイルを撃ち込まれるだけで相手に対し何もできないまま日本は終わります。
それより大切なのは外交ではないでしょうか。
世界で起こっている様々な出来事を見抜く力がなければ時流に流されます。
世論が危険な方向へ進んでも気がつきません。
外交問題も一人一人の気づき次第だと馬渕さんは仰っておられるように思います。
しかし、残念ながら気がつく人と気がつかない人がいる。
気がつかない人はいまだにロシアが悪いと善悪二元論で語っている。
時流に流されて一方を批判しそれで自分が正義面するというのはいかにも自分の人格を結局は否定していることになると。
馬渕さんがクリスチャンであるかどうかはわかりませんが、旧約聖書・伝道の書に記された「すべてに時がある」という言葉を引用されています。
その時に至っているか至っていないかは私も判断できないので質問していらっしゃる人には出来る限り答えています。
謙虚な姿勢で尋ねていただければとは思いますが、そうでなくたとえ話が平行線に終わったとしても、いつか思い出して気がついてくれるかも知れないと思うからです。
話すにも時があり黙るにも時があると記されているので質問された時は話すときだと受け止めています。
でも特に私は聖職者の皆さんに言いたいです。
情けないと思いませんか。
牧師ではない外交官の方が教会で語られるものより聖書から世の中の時流を捉え心に響くメッセージをなさっておられるのです。
ここで言う仕事とは社畜になれという意味じゃないですよ。
それは仕事であったり、家事であったり、勉強であったり、ボランティアであったり天から与えられた本分のことです。
このメッセージを聞いて私は早速、最近サボっているわけではないですが、ほかのことでおざなりになっていた自分の仕事を集中してやりました。
世の中が良い方向に向かうため、共にそれぞれの道をしっかりしましょう。
ハルマゲドンの舞台を日本に持って来ないために。