線香花火 ポエム #2
藤代真実です!
ポエム 詩 #2
※※※
線香花火
紙の先が膨らんで、パチパチと踊りはじめた。
最後まで花火が咲いたら
目の前の彼に
「好きだ」と告白しようと決めていた。
……あ、落ちちゃった……
少しの沈黙と、風の音に包まれる。
ふと彼を見上げると、
優しい笑顔に鼓動が速くなった。
「僕、君が好き。恋人になって」
はにかんだ彼の手の線香花火は
とても短かった。
※※※
今って
花火できる場所ある???
子どもの頃は
家の前とか公園で花火してたな…
たまぁに花火したくなるけど
場所がない…。
寂しいね(T ^ T)