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少しの寂しさ

 病院を退院して2日目。
 日常は平常運行へ。

 術後に転院した病院がとても良い病院だったのです。
 看護師の皆さんが明るくて、先生方も前向きで、リハビリに特化した病院なのでリハビリの先生は皆さんゴッドハンドの持ち主。

 毎日、約2時間のリハビリの時間があって、筋トレ、マッサージ、杖の練習と、日々、少しずつ身体が復活していく姿を実感できるカリキュラムでした。

 僕のいびきがうるさいから同室の方々の迷惑を考えて部屋を移らせていただいたり、ハプニングもそれなりにありながらも、楽しく、有意義に過ごさせていただいた2ヶ月ほどの入院生活。

 救急車で運ばれた当初はどうなることかこの先はなんて不安な夜もあったけれど、最初に入院した病院で、呼吸器科の先生、外科の先生共に、最善の治療をしていただき、転院先の病院では、しっかりと退院後の未来を考えることのできる有意義な時間をいただくことができた。

 掛け替えのない大切で必要な時間でした。

 今は日常に戻り、自分で買い物などもいけるけれど、もうなかなか簡単にはあの笑顔の素敵な看護師の皆さん、先生方々にはお会いできないのかと思うと、すごく寂しい気持ちがあります。

 ちょっとした旅行から帰ってきたような気持ちで、今、日常に戻りこれからのことを考えると、今回お世話になった皆様へのご恩としてもしっかりと生きていかなきゃという思いが強くあります。

 人の命に関わる現場。医療の現場って凄まじくて、だからこそ本物の愛がある。

 感動で泣きそうになるようなこともたくさんありました。

 こんな年齢になってもまだまだ感動できるものですね。
 パワーアップして通常営業、開始いたします。

 Makoto ATOZI

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作詞家 Makoto ATOZIのnote
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