見出し画像

血液が少し入れ替わると・・・。


8月9日に横断歩道を歩行中に人身事故に遭い、胸部と脚の手術をした時に全身麻酔でもあり、少し輸血をしました。

僕の身体に他のどなたかの血液が入ってきたわけで、あれから何かこう、好みであったり、日々のルーティーンであったり、考え方などが大きく様変わりしたように感じています。

実際に久しぶりに僕と会う人たちもまるで何か別人のようだと言うのです。

でも彼らが言うには前よりも良いとのことで(以前はどんな感じで見られていたのだろう・・・)自分としては嬉しく思っています。
以前より印象が明るくなったようです。

食事も豆と麦しか食べなかったような暮らしから、わりとなんでもいただくようになり、ねばならないを人生から外していく傾向にあります。

そうして人生からねばならないという考え方を外していくと、ここ最近、物事の流れがスムーズになってきた感覚を感じているのです。

この人身事故にあったすぐの時、いわゆる初心として、僕は人生にこの身を委ねることにしたのです。

どんなに気をつけていても人生ではこのようなこともあるのだという思いから流れに任せることに決めました。

きっと天は乗り越えられないような試練は与えない。乗り越えられる力があるからこそ試練は与えられるのだとかなり前向きに考えられるようになりました。

病院の中である意味拘束された暮らしをしていると様々な仕事、予定がストップして、支払いなんて本当に大変だったのだけれど、なんとかなると信じて、かなり楽天的な性格に変わったように思います。

僕の身体の一部になった誰かの血液。

それは心ある方々の心ある行為によってもたらされたもの。

その方々の思いを心にこの人生を楽しんでみたい。

まだまだ人生、どうなるのだろうということは多いけれど、この世界は人智の及ばない大きな力も確かにあって、それはこの世に生きるヒューマンとして信じて前を向くしかない。

全身麻酔の手術って、手術の前と後では世界が変わったかのように感じられるのです。

この世界を愛して生きていこう。

生きていてよかった。


阿閉真琴



いいなと思ったら応援しよう!

作詞家 Makoto ATOZIのnote
いただきましたサポートは活動生活資金として大切に使わせていただきます。創作活動を持続できますよう温かな御心とサポートいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。あなたが幸せでありますように。