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Happy Birthday

平井堅さん
お誕生日おめでとうございます。

と、届くはずのない場所で、
よくわからない関係のないイラストに添えて伝えるぼくは
かなりイタい作詞家だなと自分でも思う。

『楽園』を書いた頃は
ZEPP、KEN'S BARなどにご招待していただいて、
ご挨拶をして握手させていただいた
あの手のひらの感触は今も忘れない。

まずご自身の両足の外側で手を拭いてから
両手で握手する姿勢の紳士さに当時のぼくは感銘を受けていました。

ツアー会場の石川でもご挨拶させていただいて、
あれからお会いしていません。
もう20年以上前の話。

平井堅さんはあれから数々の名曲・ヒット曲を生み出され、
モンスターのような歌い手となり、
ぼくはといえば、
日々のやりくりをなんとかかんとか乗り越えながら田舎で暮らしている。

これも人生模様。
人生って不思議なものだと思います。

『楽園』
あの楽曲の歌詞はぼくの人生を賭ける気持ちで書きました。

若さゆえのエネルギーと、
あの当時、出会えた全ての魂のグルーヴ、
音楽制作に関わった全ての方々とのご縁が
『楽園』には詰め込まれています。
日本中に広まるためのエナジーが注がれていました。

楽曲はもう懐メロのようになり、
ぼくはといえば、掴むべくものもなく、
今は流れに流されるままの木の葉のようでもあるけれど、
頑張ってみたいなと思っています。

人生を。

ぼくが歌に注ぐエナジーは、
25年経った今もあの頃と同じ。

こういったことは変わらないものなのだと思います。

ヒョンなビギナーズラックから始まったぼくの作詞道。

平井堅さんが新しい楽曲を発表するたびに、
すごいな、と心から思っていた。
これからもきっとそうなのだと思います。
どの曲も好きで、
ぼくのハートの奥底に住み着くようにある。

これからも新しい歌が聴ける日を待っている。

さあ、ぼくも頑張ろう。

ボロ雑巾のようになってしまった作詞家で、
出鱈目なイラストを描いて喜んでいるけれど、
それでもそんな中に
何かを感じてくれる人がいるかもしれない。

昔からぼくは思っているんです。

一人の心に何かを響すことができたなら
数十万人の心に広がる可能性を持つ。

だからたった一人でも、
本気で創作思想を求める人がいてくれるなら、
それは数十万、数百万人分の価値があるんです。

最高の歌い手への尊敬の念と感謝を込めて。

なんとかかんとか生きていきます。

生きていてもいいと言ってもらえるようなクリエイターとして在れますように。

精進いたします。

Makoto ATOZI

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作詞家 Makoto ATOZIのnote
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