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道を歩み旅を続けよう

人生では誰もがそれぞれの人生に合った喜びと苦しみを経験する。
そして経験と共にその先の道を選び人生最後の日まで歩み続ける。

「わたしはこんなに苦労した」と話しても、「これこれを成した」と話しても、
そんな言葉は大なり小なり誰にでも言える言葉。
真摯な人はそれらのことを見せびらかしたりはしない。

ただ、人にはそれぞれの道があり、
道には必ず目標がある。

ぼくにはあまりに大きすぎる場所。
今更またやがてモンスターのようになってしまう場所に立ってまで
歌を書きたいとは思えなくて、日々の中に幸せがあり、
1日1日にささやかな満足のある暮らしを選んでしまう。

生命は生まれた後、環境により、
幸せの幅を決め、それは何かを得るごとに不思議と狭くなる。
広くなるのではなく狭く得がたくなる。

これを得たのならあれを得なくてはと、
それがなければ不幸せという自分で作った檻に閉じ込められ動けなくなる姿を見てきた。

所有がないほどに執着がないほどに幸せの幅は広がるという、
古来から語られてきた真理が歳を重ねるごとに身にしみる。

それでもぼくらは自分を飾るために、
快楽のために、生存のためにも常に次なる何かを求めてしまう。

この人生で本当に欲しいものは何か。

それはもしかしたら求めることをやめた途端に手に入るものなのかもしれない。

人間が本来持って生まれた幸せの分量って、
ぼくらが思う以上に多く本来は無限に近いのかもしれない。
それがこの地球という時間と空間の世界で、
何かを捉え間違えながら生きてしまっている。

ぼくはいつからか歌で、詩で、言葉で、
多くの人々がこうでなければと感じてしまっている幸せの定義を、
こういう幸せもあるよと伝えることを自分なりの道にしている。

目標はその人数をつなげていくこと。

あきらめのような気持ちの場所で
とても大きな幸せが共にあることに気づく時もある。

静寂の中にこそ揺らぎのない幸せはあり、
それを音楽というウエーブで表現することには難しさがある。
それでもぼくは無意識でずっとこのことを歌詞にしてきたのだと思う。

こうでなければという幸せではなく
なにがあっても揺らぐことのない幸せを
歌にすることができたなら、それは本当に幸せで、
作詞家として光栄な気持ちになれる。

無駄になり幸せの幅を狭めるようなものならいらない。
この人生で本当に欲しいものは何か。
それは今すでにありながら、与えられたなら感謝して道を歩み旅を続けよう。

Makoto ATOZI

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マクドナルドにて投稿

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作詞家 Makoto ATOZIのnote
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