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今、ここに生きるということ

 人生にはそれぞれのストーリーがあって、ぼくたちはストーリーの中でもがきながらもがいていることさえも忘れ、ときに夢のように生きているのかもしれない。  
 マインドとエゴにとらわれて、過去と未来に縛られ、今、ここではない場所ばかりを見て他人をジャッジメントして、世の中をジャッジメントして生きてきてしまった。  
 「今を生きる」という言葉は小説、映画としても広まり、元はブッダ、古代の聖人・偉人が説いた教えでもある。  
 この人生で何度もこの言葉に出会いながら、  
 ぼくは本当の意味を理解していなかった。
 
 今はマインドによる成功法則の情報が多い。
 その中で実際に成功したりすることで夢の世界に浸る人、またはその教えがうまく作動しない人など、この生きづらさのある世界の中で人々はもがいている。  
 ぼく自身、実際にマインドとエゴの力、引き寄せの法則の力などによってそのときは救い上げられ、ある種の成功体験のようなことを経てきた。
 そして低迷した10年ほどを生きてきて、今そこから抜け出そうと心を立て直している自分がいる。これからは反面教師としてこの人生で自分が気づいたことを伝えていきたい。  
 退院した途端に抑圧されていた部分からまた過去と未来ばかりを生きてしまい、今、ここ数日で本当の自分に今、戻れたように思う。  
 まちがわなければ気づけないのが今までのぼくの人生だった。
 
 ぼくが気づいたこと、それを悟りと言っていいのかどうかはわからない。 
 それはすべての人に適応することではないのかもしれない。  
 あまりにもの大きな願望がありながら、その中で他者、または自分自身のことをジャッジメントしてしまったり、本当の自分自身を生ききれていないと思う人。  
 生きづらさということをシンプルに言うならばそういうことなのでしょう。  

 そのような人にはぼくの経験は反面教師として役立つことがあると思う。  それでも反面教師というのはぼくの伝えるマインドとエゴ、過去と未来に巻き込まれて、今を生きることができていない人生のまちがいの中にあり、ぼく自身は、今、ここにあることを知り、それらのまちがいを含めて自分なりに世の中が見えたように感じている。  

 自分で選んだ孤独の日々の中で気づいた。  

 それを真理と言っていいことなのかはまだわからない。
 今、ここにある全てに感謝すること。
 これを言葉面だけではなくハートで理解できたとき、 生命はプレゼンスを生きている。  
 プレゼンスの実在がある。  
 それは愛と光。  
 自分の紡ぐ詩と作詞講座でもこのことを伝えていきたい。
 
 今、この瞬間、今、ここに生きる。  
 そのとき常に愛と光はあり、それを神と呼ぶのであれば、プレゼンスにあるとき生命は神聖な輝きに出会える。  

 何度もあった気づきの中で、今、ここに、確かにそれを生きている瞬間がある。  

 それを生ききれていなかったからわかることもある。  
 何もかもができていない自分だからこそ、気づけたことなのかもしれない。
 今もまだもがきの中だからこそ、それに気づけた。
 
 ぼくの気づきを表面だけを見たならそれはバカバカしくも見えると知ってブログを書いているのです。  

 目覚めを生きる人生が真理であるように実証していきたい。
 
 それをあらゆる瞬間、出会う人々に、たとえ笑われたとしても、そのときは信じてもらえないことがあったとしても伝えていきたい。
 
 今、このときにプレゼンス(愛・光)が実在するのであれば、それをぼくは幸せと呼ぶ。
Makoto ATOZI

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