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青空の下を歩けることの幸せ

 8月9日に横断歩道を歩行中、直進車による人身事故に遭い、救急車で搬送され右脚、脛骨腓骨の骨折補強としてプレートとボルトを入れ、胸に溜まった1リットルほどの血液を抜く手術を行い、2ヶ月と少しの入院生活を経て昨日退院しました。

 入院生活は長く、当初はこの先どんなことになるのかと、不安の多い日々を過ごしました。

 術後、リハビリ専門の病院へ転院して、専門家によるリハビリを行い、今は松葉杖で歩けるところまで回復しました。

 21日から全体重をかけて歩けるようになる予定です。
 走ることと正座などはこの先も難しいそうなのですが、歩けるというだけで、自分としてはオールオーケイと感じています。

 事故に関しては加害者に言いたいこと、この流れの中でさまざまな思いはあるけれど、誰も起こしたくて事故を起こすような人なんていないはずなので、これは自分の人生として受け止めて、今はリハビリを楽しんでいます。

 入院中は外に出ることもなく、最終日の前2日間だけ、病院の外回りを歩かせていただきました。

 そして、今朝、久しぶりに自分のアパートから朝陽を見に川べりに出て、外を少し歩いてみました。

 川べりに咲く草葉がとても美しく見えて、橋の手すりにかかっている蜘蛛の巣さえも光が反射して美しく見えた。

 この世界には当たり前のものなんてなくて、全てはただあるがままで美しいのだと感じました。

 これからの人生、事故にあった瞬間に感じたこと、手術を越えて感じ決めたこと、初心を忘れずに生きていきたい。

 まだまだ全快までは遠い道のりだけれど、どんな出来事の中にも気づきはあるのだと、この人生に今、とても感謝しています。

 これからも世界の美しさだけを見るようにして生きていこう。
 今日の朝陽を忘れないでいよう。

阿閉真琴

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