十数年ぶりに推しと推しGができた話🐯

長らく嵐担をしているが、「ジャニオタ」ではなかった……と思う。

嵐が10周年を迎えて卒業してから、ドル誌は一切買わなくなった。
その後、嵐の露出は増えていく一方で、ジャニーズにおいてはずっと嵐一筋だった。
記憶の中にある最後のJr.といえば、B.I.Shadow。

セクゾのデビューを見て、
「なんて冷徹な事務所なんだろう」
と思ったが、嵐一筋だった私の記憶はそこでストップしたままだった。

そんな私が突然、ジュニア担になった。トラジャ担になった。宮近担になった。

オタクとして、沼落ちブログを一回は書いてみたかったので、春休みのうちに書いちゃお〜!
レッツ〜ジェロニモ!
ってことで筆をとっている。


序章〜突然、SixTONESにハマる〜

2019年夏。
スノストのデビューが発表された。
全く興味はなかった。

2019年秋。
なぜかSixTONESのメンバーが気になり、ググってみた。
なんと、知っている人しかいなかった。

B.I.Shadowのゆごほくがいた。
超かわいかった慎ちゃんがゴリラ化した、と言われていることには驚かざるをえなかった。
自分と同世代の彼らを見て、
「みんな事務所で頑張り続けていたんだ」
と、しみじみした。

2020年冬。
スノストがデビューした。
ちょうど留学中で日本語の曲を欲していた私は、Imitation Rainと嵐のカイトをエンドレスリピートしていた。

2020年春。
帰国と同時に時間ができ、ストチューブを全て視聴した。
トークのあまりの面白さに、すぐにストのとりこになった。

自粛期間と同時にオールナイトニッポンがはじまった。
初回放送からハガキ職人を目指してメールを送りまくった(ハガキ職人にはなれなかったが)。

そんなこんなで、ほぼスト担になった……はずだった。
このままだと「嵐担がスト沼に落ちた話」になりそうだが、十数年ぶりに入ったFCはストではなかった……。


Happy Groovyとの出会い

にわかスト担になりかけていた2020年3〜4月、友人がSnowManのYouTubeを勧めてきた。
自粛期間で時間があったので、SixTONES以外のYouTubeも見てみよう、と思った。


TravisJapanというグループがあるらしい。

……名前はなんとなく知っていた。

言われてみれば、Japonismのバックの子たちだ(ジャポは落選して入れなかったが)。

相葉さんが「しめちゃん」が家に来たとレコメンで話をしていたこと、
二宮さんがベイストでジャニーズJr.チャンネルの話をしているとき、TravisJapanの名前を出していたこと。
嵐担でしかなかった私には、それくらいの情報しかなかった。

今思えば、Happy Groovyのダンス動画が全てのはじまりだった。


ダンスにもジャニーズ一般にも詳しくない私。
ジャニーズでダンスがうまいと思ったことがあるのは大野智くらいだった。
Happy Groovyのダンス動画でセンターの彼を観たとき、大野さんのTOP SECRETを観たとき以来の衝撃が走った。

それが宮近海斗くんとの出会いだった。
過去に林遣都ファンをしていたことからもお察しの通り、"好きな芸能人の顔のタイプ"だったのも確かだった。笑
(現実世界では塩顔のほうが好きなので、一時期松村北斗くんリアコになりかけていたのはまた別の話。笑)

これは自担になってもらうしかない!となりそうなところだが、厄介なことに私は個人だけで推したいと思えるタイプではなく、それから宮近くんが自担になるのに半年ほどかかった。


私がオタクになるための3条件

私はいわゆる"事務所担"ではない、誰でも大好きじゃないタイプ(笑)のオタクで。

① 自担の存在
② 箱推しできるグループであること
③ コンサートに行きたいと思えること

FC入会するくらいの熱量を持つファンになるには、この3点が必須だった。
3点を満たしたのは、これまで嵐+櫻井翔くんだけだった。

①と②を両方満たすのは、私としてはなかなかレアなことだった。


SixTONESのメンバー6人とも大好きになったし、これからもずっとリトルストーンだし、アルバムにも感涙したけど、FCに入るまで至らなかったのは自担という存在が見つからなかったからだった。
逆に、自担がグループ活動よりソロをやりたいのが伝わった瞬間、箱推しできずに降りたこともあった(※ジャニーズではない)。


① 自担の存在〜宮近くん〜

「私の自担はこの人だ!」と思えるアイドルに、久々に出会った。
櫻井翔くんぶりだった。

前述のとおり、彼のダンスに惚れた。
そして、かわいい表情に惚れた。

かわいいは正義!!!!!

ちゃかちゃんはかわいい!!!!!

「男性をかわいいと思ったら沼」と言うけれど、これは真実です(断言)。


1997年生まれ。年下。衝撃。
年下の男子は苦手だった……はずだった。
だから、年下の推しができたことには驚きしかない。

……というか、宮近さんを年下だと思っていない。
私の方が1年多く生きているが、人間としての経験値は宮近さんのほうが1億倍高い。
「この人についていけば、幸せなオタク生活を送ることができる」
という安心感がある。

彼の言葉選びが好きだ。
言葉選びが特別うまいわけでもないし、グループの外に出るとどこか人見知りっぽいけど、紡ぎ出される言葉からは宮近さんが何を伝えたいのか、何を思っているのか溢れ出ていて、心に沁みる。

宮近さんが夢を叶えるその日まで、絶対に応援するし、できれば夢の続きを一緒に見たい。


② 箱推しできるグループであること〜キーパーソンは七五三掛くん〜

そしてもちろん、グループを、TravisJapanの7人を推したかったから、ジュニア情報局に入会した。

私にとってのキーパーソンは、七五三掛龍也くんだった。
最初にしめちゃんを知ったとき、彼の話のテンポが掴めなかった。
近くにいたら仲良くなれないタイプだと感じて(何様)、苦手な人認定してしまっていた。

それからしめちゃんの良さに気がつくのに、4か月を要した。

彼はアイドルを全うしている。
かわいい。ファンの望むかわいいを全力で提供してくれる。
ブログも毎日更新してくれるし、しめちゃんスタイルが崩れない。
(AKBまゆゆ推しの私は、王道アイドルを真面目に貫く人のことが大好きだ。笑)

失言が少ない。これ意外と大事。
Jr.は良くも悪くも若い。周りの同世代の男子を考えれば、炎上するのも納得でしかない(そういえば、この前大学の同級生がTwitterで炎上した)。
しめちゃんは周りに流されない。
最初はそこが苦手だったが、今では大好きなところだ。

しめちゃんが相葉ちゃんに引き寄せられる理由が、今ならわかる。
相葉担が幸せなように、七五三掛担も幸せなんだろう、と他担ながらに思う。

最初少し苦手だった人のことが本当に大好きになって、尊敬できるようになったことは、私の中ではかなり大きかった。


③ コンサートに行きたいと思えること〜Vanillaとの出会い〜

友人から借りた素顔4のVanilla(A.B.C-Z)。この演出がなかったらFCに入ってなかったかもしれないくらい、素敵な出会いだった。
ありがとう、げんげん。

結局のところ、私にとってFCはコンサートに行くためのツールでもあり、虎者で発表された全国ツアーに申し込むことを決意したから入会した次第だ。
ここの演出がいい、とか語る技量はないので書くつもりはないが、トラジャのコンサートに行ったらハッピーになれるだろうな、と思った。


7人が頑張っているから私も頑張ろう

生まれてはじめてジュニア担になった。
想像以上にコンサートの倍率が高い。
ジュニア担は若いし、SNSでは恐怖を感じるときもある。
デビューに対する不安、焦り、疑問。
自軍は苦しんでいないのか。

色んな感情が渦巻いているが、それでも応援したいと思うのは、頑張っているトラジャに自分の背中を押してもらっているからだ。
完全に同世代の私は、トラジャのひたむきに努力する姿を見て、2020年、何度も助けられた。
この人たちと明るい世界を見てみたい。
そう思った。
新参者だけど。大変かもしれないけど。トラジャ担を楽しもうと思った。


余談〜嵐さんのはなし〜

ちなみに嵐への愛が薄れたわけではなく、嵐は嵐、トラジャはトラジャだし、私にとって初めての愛おしさは嵐なので。

嵐のことは一生好きだと思う。嵐担を卒業するなんて絶対に無理。
自分も掛け持ちしてるくせに、他Gに降りた元嵐担や、DVDを一緒に観ても後ろのジュニアばかり注目している元嵐担との気持ちのギャップに、2021年もがき苦しんでいる嵐担です。
嵐への思いは、お正月から徐々に書き溜めているから、自分の気持ちが整理できたらブログ書きたいなぁと思っている次第です。

トラジャ担になったからこそ、ラストライブ、紅白、1月のジュニアによる感想を見て、いろいろ感慨深かった。

当日もリピート配信も、寂しさで泣き崩れてまともに見れていない気もするから、DVDが切実にほしい。笑