「日本的経営」の欠陥

"…バブル崩壊後その状況が変化した。むしろ、アメリカ型企業のように、短期的にきちんと収益を出して、だめなものは早くリストラをして、成長分野に移っていくという変わり身の早さが、グローバル化市場環境が大きく変化しているときには、望ましくなっている。"
『要説:日本の財政・税制』井堀利宏 税務経理協会 (2009) p144

"世界的な不況のなかでは、企業はライバルの動向と市場の変化を迅速に把握し、対処する必要があった。しかし、過去の慣行から抜け出せなかった日本企業は、内部の意見調整に神経を使うあまり、外部の変化に対してあまりに鈍感だった。"
COURRIER Japon 2010 May&June p82


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