ゴーイング・コンサーンへの対処
<注記を要する事象の例示>
・財務指標の悪化の傾向
売上の著しい減少
継続的な営業損失の発生や営業キャッシュ・フローのマイナス
債務超過
・財政破綻の可能性
重要な債務の不履行や返済の困難性
新たな資金調達が困難な状況
取引先からの与信の拒絶
・その他の事項
事業の継続に不可欠な重要な資産の毀損や権利の失効
重要な市場や取引先の喪失
巨額の損害賠償の履行
その他法令に基づく事業の制約等
監査計画の策定に当たって、財務指標の悪化の傾向、財政破綻の可能性その他継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況の有無を確かめなければならない
監査計画の策定及びこれに基づく監査の実施において、企業が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に基づき経営者が財務諸表を作成することが適切であるか否かを検討しなければならない