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今日は何の日?地質の日
5/10は地質の日です.
明治11(1878)年のこの日に,日本で地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課,今の産総研地質分野:地質調査総合センターの前身)が定められた日です.
私は産総研地質分野に入所して10年ちょっとになりますが,産総研地質分野はアメリカ地質調査所(USGS)よりも歴史が古いというのは恥ずかしながら入所して知りました.
産総研地質分野では,地質の日にちなんで地質を学べるデジタルコンテンツを配信しています(下記Twitter参照).地質調査の動画や地質図Naviの使い方紹介などが盛り込まれています.
5月10日は「地質の日」。今年は家で地質を学べるコンテンツを配信します!
— 産業技術総合研究所(産総研) (@AIST_JP) May 8, 2020
地質図って何?地質の調査ってどうやるの?このサイトから全国の地質を旅することができます。
地質の日@ホーム、ぜひご体験下さい。https://t.co/PaNYYbHQ6J#地質の日 #地質図Navi #おうちミュージアム pic.twitter.com/fohjMGQiSB
明治9(1876)年のこの日は,アメリカ合衆国の鉱山学者ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図,200万分の1「日本蝦夷地質要略之図」が作成された日でもあります.
日本地質学会では,「日本の地質構造100選(朝倉書店)」を出版し,全国にある特徴的な地質構造を100選びカラー写真を交えて解説しています.この本は各地の地質構造は見学のためのアクセスマップ付きなので,意外と身近に日本列島形成の跡を見ることが出来るかもしれません.
現在外出自粛状態が続いていますが,新型コロナウイルスが落ち着いた時は是非ともフィールドに足を運んで日本列島形成の跡に触れてみてください.