セルフライナーノーツNo.14「Wings」
1stALBUM「ALIVE」の最後を締め括るバラードソング。
初めてのアルバムはドラマチックなバラードで〆たいなとずっと思っていて、
この曲が生まれた時、まさにうってつけだな!と思った。
全編を通して弾いたピアノがラストらしいムードを演出してくれてると思う。
もし自分でアルバムの中の1番好きな曲を選べって言われたら、
俺はこの曲を選びたい。
俺は子供の頃から空とか雲の上の景色に憧れがあって、
今でも綺麗な夕日を見たりすると「空を飛んで雲の上からこの景色を見たらどんなに素敵なんだろう…」とか想像したりするんだけど、
まさにそんな風景を思いながら作った。
天国とか、天空とかそんなイメージ。
「ザ・ラブソング」みたいな聴こえ方がすると思うんだけど、
俺の中ではもっと大きなテーマが歌いたくて
人がもし一生の中で、
必ずかけがえのない大切なものに出会うとしたら
あなたにとってそれは一体何ですか?って
この曲で歌ってる通り、
愛する人なのかもしれないし
夢なのかもしれない
もしかしたらその両方かもしれない
磁石が互いに引き寄せあってカチっとハマるように大切な何かと出会えたなら、
きっと空だって飛んで行けるよねって。
この曲はピアノバラードと言う事もあって、
アレンジには結構時間がかかった。
ピアノはさすが1番音域の広い楽器と言うだけあって他の楽器とぶつかりやすいから、
それぞれのパートがぶつからないように念入りにフレーズを組み立てていった。
ピアノはYouTube「Makoちゃんねる」の1人で演ってみた企画でメチャクチャ練習したおかげか、レコーディングは予想以上にスムーズに進んだ。
ギターとかはフレーズ単位で見ると結構ロックな事をしてるんだけど、
あくまでも幻想的なムードからは踏み外さないように気をつけた。
お気に入りのセクションは…
この曲は沢山あって選べないな。
まずはイントロのピアノ。
息を殺すくらい集中して弾いたから、
その緊張感がいい感じに音に宿ってると思う。
あとはサビに入る時のタメ。
毎回サビに入る時にテンポダウンしてるんだけど、
そのタメがこの曲をドラマチックにする隠し味になってると思う。
次はDメロからギターソロの繋ぎ方!
Dメロの幻想的なムードからどんどん感情が高まっていって、
最後に爆発して天に登っていくイメージでギターソロを弾いた。
自分で聴いていても1番盛り上がる部分。
あとはラストのサビの転調のところ。
あそこはまさに天への階段を登るイメージで転調して、
最後のサビに繋げた。
この曲は、
自分で聴いていて1番落ち着くと言うか、
安心できる曲になった。
曲調的な部分も大きいだろうし、
アルバム制作をやり切ったぞ…って気持ちも大きいんだと思う。
アルバムのラストを飾ってくれたこの曲は、
俺にとって1番心落ち着く曲になりました。
セルフライナーノーツ
最後まで読んでくれてありがとうございます。
そしてMakotoの1st Album「ALIVE」を聴いてくれて本当にありがとうございます。
まだ聴いていないよ!と言う方はサブスクでも聴けるので是非聴いてみてください。
https://linkco.re/ZeqGHRsv
各曲長々と語ってしまいましたが、
聴いてくれたみんながそれぞれ好きな聴き方、受け止め方でこのアルバムを愛してくれたら俺は幸せです。
音楽に正解なんてないので!
ライナーノーツはこれで終わりますが、
せっかく立ち上げたnoteなので
これからの事なんかを話しながらライナーノーツの後書きを近々更新しようと思っています。
また遊びに来てね!!
Makoto
2022.08.22 Release
1st Album
「ALIVE」
全14曲収録
▼ダウンロード、サブスクはこちら▼
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