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過去の音のカケラ達をどうにかしたい

あっという間に2月が終わる!

今年こそは録り溜めている楽曲のカケラ達を整理して、なんとかもう一段あげたげようと思っていたのに。

いや、楽曲というほどのものはないな。
インストだし、トラックというかビートというか。
さらに最後までとりえあえず完成させたのは80曲くらい。

さっきNASのストレージを見たら、
だいぶ前からDAWで作った完成トラック&デモをバウンスしたものが193ファイル。
5年前にモジュラーシンセ導入してゼロからパッチングしたセッションをabletonでレコーディングしたのが252ファイルもある。

自分で作ったトラックは、つまりは100%自分の趣味に合っている訳なので、iPhoneに入れてたまに聴いているのだけど、
断片的に、これは使えるかな、というフレーズやビートがポチポチある。

2011年より前のSONARで録ったトラックはステムがないんだけど、Macに移行してからは全部セッションファイルも取ってあるので、ステムをOctatrackやSP404のサンプラーに取り込んで再構築するのもいいだろうし、
モジュラーシンセのレコーディング音源は素材としてサンプリングすればいいのかな、
なんてアイデアはあるのだけれど、膨大なファイルを前に何から手をつけていいか悩んでいるうちに、日々の仕事に忙殺されて時間が過ぎてしまう。

実際、過去の素材を整理して調理し直すよりも、
もう1回新しくスケッチして行く方が圧倒的に楽だし、楽しいしから。

あ、楽(ラク)と楽しいは同じだな。

完全に趣味でやっている音楽制作は何に強制されるわけでもない代わりに、
目標もないので、発表する場もない落書き、いやせめてスケッチと呼ぼう、を書き散らかしているだけなので、
それはさすがにどうだろうと思うわけで。

モジュラーシンセのセッションレコーディングはabletonかLogicでマスタリングエフェクトを通して、そのままBandcampにアップしてしまうのもいいかもと思ったり。
いわば、日曜に公園でやってるフリマにふらっと参加するような気持ちでいんじゃないかと。

それにしても、時間が過ぎるのが早い。
モジュラーシンセも最初からYoutubeチャンネルでも開いてとりあえずじゃんじゃんアップしてしまってれば良かったかな、なんて風にも思う。

その反面、最近はYoutubeやInstagramも動画コンテンツの内容もクオリティが上がっていて、ちゃんと目的をもってコンセプトをしっかりとしたものじゃないと、ダメだなぁなんてことも思う。

ちょっと前にYAMAHAのSEQTRAKを買った時、箱から出してマニュアルも読まずにポチポチと1ループを作ったのをiPhoneで撮って、軽くフィルタだけかけて編集した動画をアップしたのをそのまま放置していたのだけど、
昨日思い出して見てみたら外国の方からの
「これ、正直何がやりたいん?よう分からんわ」
ていうコメントがついていて、
さらに他の方が
「いや、せやからマニュアル読まんでもこれくらい打ち込めたでってことちゃうん?」
てフォローのレスをしてくれていた。

その一連のコメントを読んで
「せやな、こんな便所の落書きみたいな気楽な気持ちで動画アップしたらア カン時代なんかな。チラシの裏にでも書いとけってやつやん。」
とちょっと凹んだ。

とか思ったら、
やっぱりこのままそっと蓋して個人で楽しんでたらええんかな、
とかぐずぐず考えてる次第です。

ほんならさいなら。
今日はこの辺で。

なんで関西弁になったん?

<了>


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