心裡留保(しんりりゅうほ)
私の好きなテレビドラマの1つがフジテレビで放送されていた
「カバチタレ!」
です。
行政書士の栄田千春(演: 深津絵里)と、補助者の田村希美(演: 常盤貴子)が法律知識を用いて依頼人の依頼に答えるドラマでした。
印象に残っていることの1つが第4話のテーマになった
「心裡留保」(しんりりゅうほ)
です。
民法に規定されているものです。
AさんとBさんがいるとします。
「AさんがBさんに、冗談でした意思表示は、原則として有効である。
ただし、Bさんがその意思表示を冗談であると知っていた、または冗談であると知ることができた時は、無効になる。」
という規定です。
ドラマを初めて見た時は、
「へえ。法律に、そんな決まりがあるんだ。」
と思いました。
「カバチタレ!」は、何かトラブルが起きた時に法律を用いるとこんな風に解決できるということを教えてくれました。
それまで、街中(まちなか)で
「○○行政書士事務所」
という看板を見かけても、気にもとめていませんでしたが、
「行政書士」
って、こういう仕事をする人なんだということを知りました。
ものすごく、心に残ったドラマです。