伊藤貫セミナー⑨日本は滅ぶのが道理
高校卒業前の少年が、日本を独立国家にしたい、どうすれば実現するのか
と言った時、伊藤氏は「分からない」としたうえで、過去500年間の国際政治の歴史をよく勉強し、活動家、政治家になったらどうか、と答えた。
ハッキリ言おう、1人の力でそれが実現することはないのだ。あらゆるすべての物事、政治家、官僚、司法機関、警察、マスコミそして愚民がその革命家の敵だからだ。これらがまず潰しにかかるが、手に負えなければ、ディープステートが暗殺しに来る。
もちろん真の悪はユダヤ人率いるディープステートなのだが、その手下である政治家、官僚、司法機関、警察、マスコミがまずいて、その存在を実現させているのはこの国の愚民の国民性が愚かだからだ。
国民に賢明さと気骨があったなら、これらは皆の総意によって自然消滅させられているはずだ。何をしようにも国民全員が反感を持っていたり従順にしなかったら何も実行されない。例えば皆がコロナワクチンを誰も打たなければ、ディープステートは今の支配層は求心力がないとしてクビにし、別の者を立てる。しかし、国民が皆賢明で気骨があれば、誰を立てようが正しい動きをするものにしかついて行かない。これでディープステートは日本から撤退することになり、外部から日本の悪評をバラまこうとするだけ、ということになる。
なのでフランス革命のような劇的な運動があって社会を変える必要は必ずしもないが、唐突に事件があったらそういうこともあり得る。
しかし、今のこの国にはそんなことは絶対に起こらない。
日米戦争の時、たくさんの日系アメリカ人が、収容所送りになった。彼らはアメリカ人でありすでに日本人ではないので違法なことだったが、「長い者に巻かれろ」「出る杭は打たれる」とかいっておとなしく従い、反発して拘置所送りになったものは3人だけだった。
道理を通さないで力の強い者に従うだけの民族が滅ぶのは、自然の生態系上当然のことだ。力の強い者に対して、自らの知恵で反逆し権利を勝ち取るという気骨がない者は、力の強い者に滅ぼされるのが逆に道理となる。
つまり、この国の国民性は、自然淘汰上、滅ぶのが当たり前だ。
かつて滅んだ民族なんかたくさんいる。シュメール人とかクシャーナ人とか、インカ帝国やアステカ帝国も滅んだ。
日本という国の国民性は、ガラパゴス状態のカカポと同じで、強い者に対して全く抵抗性がなく、カカポのように簡単に消滅させられるような存在だ。
ただし、カカポと日本人には決定的に違う点がある。カカポはカワイイ動物だが、日本人は強い者にこびへつらい、弱い者をいじめるという、世界最低の卑劣な生き物だ。
ということは、日本というのはカカポと違って保護する価値がまったくない。積極的に滅ぼして良い存在だ。