平成が終わる・・
三月も下旬に差し掛かりもう一週間程度で終わります。四月一日はいよいよ次の元号が発表になり、三十日には天皇陛下が退位して五月一日から新しい元号での時代がスタートですね。
昭和から平成に変わった時、自分は小学生から中学生になる時でした。昭和六十三年の秋あたりのニュースってのは昭和天皇のご病状がいつも放送されていたのを覚えています。政治や経済のニュースの中に血圧や脈拍の数値がいつも放送されていましたね。
そして年が明けて昭和六十四年一月七日の朝昭和天皇が崩御された時のことを今でも覚えています。その日は朝からテレビCMがなくて一日中ニュースをしていた記憶があります。崩御された後テレビはCMなしで政府関係の記者会見やら昭和天皇の追悼番組がぎっしり入っていて、その為テレビに飽きた人がたくさん出てきてレンタルビデオ屋さんが賑わっていました。
今回平成から次の元号に変わるときと昭和から平成に変わるときと決定的に違うのは雰囲気です。昭和から平成に変わるときは昭和天皇の崩御で追悼の中での静かな改元でしたが、今回の退位に伴う改元は連休もあり明るい雰囲気なのかもしれません。ただ昭和から平成に変わった時より国民の思い入れはそれほどないのかもしれません。
昨日天皇陛下の番組をNHKで見ていましたが、天皇陛下は改元の事、退位の事を退位を発表する前からずっと考えていたのではないかと思いました。新憲法下での象徴としての天皇の在り方、そして終わり方を考えた結果が今回の改元だと感じています。
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