とある世界線で#5🔞



…今日も会えない

あれから数日が経ち
メッセージを入れても
返事が来ない
未読のままだ
忙しい時期なのは分かっている

でも
返事ほしいな…

はあ…

最後に会った日…

『抑えるから』って

言ってたのが気になる

はっきり覚えてる

何を抑えてるんだろ…


聞きたい…
会いたいな
ギュッとしてほしい…

………/////

思い出すと
顔が熱くなる/////

寂しい
暁斗に触れたい
もっと触れたかったな…

え//////////

恥ずかし/////
1人で想像してしまった

あの続きって…/////


恥ずかしくて
考えられない/////

はあ…
なんで寝ちゃうんだろ…
体力の問題なの?

仕事が忙しくて徹夜になる時もあるし
会社で寝てしまう時もある…


体力…ほしいな…
筋トレしたらいいのかな…

暁斗に会えないなら
その時間に身体鍛えようかな…
朝…出勤前に走ってみようかな












翌朝

すぐ行動する自分を褒めてあげたい

まだメッセージは未読のままだけど
じっとしてられない




会社の近くに走れるコースがある
ここは芸能人や有名人達が気楽に
身体を動かせるように
外部から見えないゾーンがある
社員は自由に使える場所だ

家にあったジャージを着て
仕事前に走っていた…





透也)えっ?真白さん?
おはようございます!
走ってるんですね
すごーい!

真白)あっ
透也さんおはようございます!
実は今日からなんです/////

少し照れる

透也)俺出勤前まで走ります!
着いていきます!ふふ♩

真白)え?今終わったところじゃないんですか?

透也)時間があるのでご一緒します!
いきましょう!

背中をバンっと軽く叩かれる

真白)は、はい/////

断ることもできず
そのまま2人で走ることに
なんだか不思議な時間だ


さすが身体を鍛えてる人は
ラクラク走れてる感じがする
私は開始数分でもう
バテそう

はあはあ/////はあはあ/////

なんとかスタート地点まで
戻ってこれた
会社の入口に暁斗がいる





真白)あ…/////

久しぶりに会えて
自然と笑顔が零れる

透也)今までやってたの?

暁斗)えっ?あれ?おはよう…
2人で走ってたの?

少しびっくりした様子だけど
落ち着いている
というか疲れてるように見える

真白)体力付けたくて今日からはじめたんです

暁斗)えー!そうなんだ凄い!

自然に話せてる
自然なのに
不自然に感じる…



透也)徹夜明けだよね?
今日は午後から出勤?

暁斗)そうなかなか終わらなくて…
これから仮眠して午後にはまた戻るよ


ふたりの会話に入れない


透也)真白さん社員用のシャワールームあるの
知ってる?そこ使えるよ

真白)え?

透也)俺も行くから案内するよ


確かにシャワーに入りたい気分…
だけど…

暁斗)真白さん…例の件で相談したいんだけと
今少しいい?

真白)え?

なんの事か分からず
相談なんて私にする事ある?

暁斗)透也先いってて…シャワールームは後で俺が案内しておくから

透也)わかったそれじゃ

あっさり透也さんは社内へ入っていく
急に2人きりになる

暁斗)少し歩ける?

真白)…うん

少し気まずい空気を感じる
暁斗は何も喋らない
建物の裏口から中へ入る
エレベーターであがり案内される

暁斗)ここ…

真白)え?ここはホテル?

暁斗)俺もここで仮眠とるから

広い部屋に案内される

暁斗はソファに身体を沈める

暁斗)シャワー使っていって
俺は少しここで休むね


暁斗は目をつぶった瞬間
眠りに落ちた


真白)…え

落ち着かない…

シャワーを借りて
すぐ会社に戻ることにした


会社に行く前に暁斗の様子を見にいくと
とても綺麗な顔で眠っていた

横にあったブランケットを
そっと掛けてあげる

出勤時間が迫るのを感じ
足早にそこを後にした








その後もメッセージは未読のまま
数日が経った時
私はスタジオで
蚊に刺されてしまった

真白)痒い痒い/////

医務室にいって痒み止めを借りてきた
スーッと
ミントの香りが気になる
今はそんな事は言ってられない

透也)真白さん大丈夫?
蚊に刺されたって聞いたよ

真白)え/////恥ずかしい/////
今痒み止め借りてきて塗ってました

透也さんは気さくに話しかけてくる

透也)あっ…ここも刺されてるよ
貸して貸して

真白)えっ?いやあっ////

首の弱いところに痒み止めを塗られて
大きな声が出てしまった
周りの人達がびっくりして
こっちを見る


真白)あっ////
ごめんなさい!!/////
蚊に刺されて痒み止めを
塗ってたら
そのっあの…
冷たくてびっくりしちゃって
すみません!!大声だして
失礼しました!!!

恥ずかしい/////

暁斗も近くにいたからきっと
聞かれた…
目を合わせられなかった
スタジオが薄暗くて良かった…








その日の夜
暁斗からメッセージが届いた

遅くなってごめん
連日仕事に追われてて
やっと落ち着いてきた
今夜時間ある?


…会いたい
すぐに返事をすると
住所が送られてきた

ここにこれる?

…またホテル

『抑えるから…』

あの言葉をまた思い出す
今日…話せたらいいな…

準備して行くね!

短いメッセージを送り
ホテルへ向かった




ホテルの部屋の前につき
暁斗に連絡をする
ドキドキする
嬉しい
恥ずかしい
寂しい
色んな気持ちが押し寄せてくる
胸を撫で下ろし
ふぅーーっと息を吐いて
気持ちを整える

扉が開いたと同時に手を引っ張られて
びっくりする

間接照明だけが着いた
落ち着いた部屋の明かり
壁に抑えられ
キスをされる

ん…////チュッ…んっ/////はあはあ…あっ/////

声が漏れる
息がしずらい
苦しくなる

暁斗)ごめん…余裕なくて

真白)え

暁斗)こっち…

手を引かれて
ベッドルームに向かう
暁斗が倒れ込むように
ベッドに横になる

暁斗)はあ…

真白)大丈夫?身体疲れてる?

暁斗)そうかも

真白)ご飯食べてる?

暁斗)今日はまだ

真白)え?もう22時

暁斗)うん

真白)ルームサービス頼も?
食べられるのある?

暁斗)食べたいの頼んでいいよ

真白)私は平気

暁斗)…うん



何か食べないとやばいかも
体力限界なのかな
とりあえずお粥を頼み
意外と待たずにすぐ届いた



真白)こっちこれる?…食べれる?

暁斗)…うん

こんなに弱ってる暁斗を
見るのは初めて
少しずつ食べてくれてる
良かった

食べ終わり
またベッドに向かう暁斗

真白)今日はこのまま寝て
また明日起きたら
何か食べるんだよ

暁斗)帰るの?

真白)え?

暁斗)こっちきて

言われるがまま
ベッドの上に座り込み
膝枕をする体勢になる

腰に腕を回され
動けない

真白)足痺れちゃうよ

暁斗)ふふっ

にっこり笑われると
嬉しくなる

甘えたいのかな…
目を瞑り
呼吸が静かに聞こえる

綺麗な顔が間接照明のせいで
尚更綺麗に見える
髪はサラサラの黒髪

あんなに毎回
カラーチェンジで
染めてるのに
こんなにサラサラに
戻せるの凄い

自然と頭を撫でてしまった
心地良さそう
仰向けになり
目をつぶり眠ってるように見える

キスしたい…

そう思ったら
考えもせず
暁斗の唇に
自分の唇を寄せた


少し触れて離した時
我に返る
はっっっ////
顔が熱くなっていく

暁斗)もっとしてほしい…

真白)ごめ/////きゃっ/////

腕を引かれ体勢が崩れる
顔が近くにある
ドキドキする
触れたい…/////

頬に触れて
軽くキスをした

自分からするのが
恥ずかしくてたまらない
ドキドキが鳴り止まない

手を心臓に当てる
ドキドキしてるのを
まざまざと感じる


暁斗)もう1回して?

真白)う、うん慣れなくて

暁斗)うん…いいよ…練習して?

真白)え?////

暁斗)今日は練習だと思って
俺を使って?ふふっ

真白)え?/////

びっくりした
そんな発想があるなんて…
人が思い付かない事を
言うから…
きっとファンはこの人のこーゆう
ところに惹かれるんだろうな…


チュッ…ん…

暁斗)すぐ離れないで…

真白)うん.../////チュッチュッ

暁斗)…あって言って

真白)え?

体勢が逆転する

さっきまで仰向けになってた暁斗が
私の上になる

チュッ…ん

真白)んっ/////っはあはあ/////

唇が離れ呼吸を整えてたら
急に舌が入ってきて
絡ませてくる

真白)んんっ/////あっ/////あっ/////

クラクラしてくる

息を整えていたら
服のなかに手を入れられ
簡単に弱いところを触られてくる
身体がビクッと跳ねていく

真白)はあはあ/////っ/////ああっ/////

指の動きが早くて
頭がクラクラする
声が勝手に漏れて
恥ずかしい


暁斗)…脱がせてい?

真白)まって/////シャワー入りたい/////

暁斗)このままでいいよ

急に逃げたくなる
このままは恥ずかしい

真白)あ/////まって/////ん/////っ/////や/////

ブラウスのボタンを外される
背中に手が伸びてきて
ブラのホックが外れていく
そのままブラを上にズラされて
胸に唇が当たる
反対側の胸も触られて
身体がビクビクし始める

真白)っああ/////やあ/////はあはあ/////

やばい
また来ちゃう
この感じ知ってる
気が遠くなるやつ…

はあはあ/////っ/////あっあっ/////

頭で考えられなくなる
左右の胸の感度が
おかしくなっていく

真白)ああ/////やだあやだあ/////んっチュッ/////

はあはあ/////っ/////っ/////あああ///////

ビクンと身体が跳ねて
果てていく

はあはあ…はあはあ…

暁斗)ごめ…嫌がってたのに止めれなくて

はあはあ…はあはあ…

ベッドに身体が沈んでいく
目を瞑ったらそのまま
眠ってしまった…



あとがき
スローペースですが…この先展開していきます…!












































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