Redmine Japan 2022 のお手伝い
はじめに
さて、コロ助のせいで Redmine のカンファレンスもずっとオンライン。今回は全国大会的な Redmine Japan の2回目開催となりました。ただ、何故か金曜日の日中開催なので、会社には有給休暇を頂き、参加申請をしていました。
開催週の月曜日、アジャイルウェアの川端さんから「当日、手伝ってもらえませんか?」というお声がけが。どうせ一日出る予定だったので、引き受けました。その後、二度ほどスタッフの Discord に参加し、資料も Google docs で共有してもらい、当日を迎えました。結局、各セッションのタイムキーパーをやることに。チーン、って奴ですね。で、進行は特に問題なく終わり、大きな問題もなく、無事終了しました。チーンの方も、半分ぐらいは鳴らさずに済み、どんどん時間をオーバーするような登壇者もいなかったので、困りませんでした。ホッとしました。少しは役に立ったのかな。
今まで、LT で登壇することはありましたが、スタッフとして通して対応したことがなかったので、楽しい体験でした。「中の人」は、大変な準備もしているし、当日も話をゆっくり聞く暇もなく、裏で Discord が飛び交ってましたね。ご苦労さまでした。
今回のシステム
zoom events を使いました。自分も最初はちょっと戸惑いましたが、とても良いシステムで、実際のリアルなカンファレンスと良く似てます。
ロビーに入って、各セッションの様子を見て、自分が見たいセッションに参加します。セッション内は普通の zoom 会議ですが、ブレイクアウトルームとはかなり違って、個別の会議の集合体みたいな感じです。そして、参加者が自由に出入り出来ます。今までの zoom 開催だと、一つのセッションが遅れるとドンドン後ろが遅れますが、zoom events だと別々の会議なので、遅れているセッションと次のセッションが同時に進行できます。これ、タイムキーパー的にはとても楽ですね。一応時間がきたら「チーン」は鳴らしますが、それで終わらなくても一向に構いません。話したい人は話し、残って聞きたい人は聞いて、次に行きたい人は行けるのですから。全体の予定も遅れないので、見たいセッションを決めて後から入ってきた人も、困りません。もっと大規模なリアルのカンファレンスで良くやる、複数会場の進行を web 上で作っている感じです。しかも、出入りは簡単。
内容
面白いことに、基調講演などのメンバは redmine を日常使っている人ではなく、どちらかというとアジャイル開発などに詳しい方々です。「カイゼン・ジャーニー」の作者や、テスト駆動開発の識者など。そして、とても良い話をしてもらいまいた。今後、youtube で一部の講演を公開するようですが、とても楽しみです。
中のセッションも、redmine 自体より活用事例の話が多く、また協賛企業がスポンサーとなっていて適時 CM 的なコーナーもあり、マネタイズとして良いバランスにもなっていました。OSS である redmine ですが、SaaS やコンサル的な企業がビジネスとして入ってきて、活気があるのが日本の状況です。スタッフとして中から見ると、スポンサーセッションの内容や進行が各社に任されており、スポンサー側も自由に出来ることを喜んでいるようでした。
自分の見方
任されたセッションの面倒を見る必要はありますが、タイムキーパーは二人でやっていたので、多少はあちこち見て回る時間もありました。また、いつもの web イベントだと、ついつい他のことをやってしまって集中できないのですが、今回はそうは行きませんので、前回より集中して見ることが出来ました。
やはり、どうせ参加するなら「自分のこと」として、運営をちょっとだけ体験してみるのも、面白いと思いました。LT やパネリストで参加するのとはまた違った、舞台裏を拝見した気分です。
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