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チケット駆動開発の本当の壁

GWも今日で終わり。ゆっくり自分の仕事を振り返る時間はあった。
日頃、redmine を使って PJ を幾つか見ているが、それがなかなか加速しない理由が見えてきたので、メモをしておく。

1.PJ のマネージメントは、PM の仕事と思っている(主体性)
 PJ のメンバには、それぞれ自分の仕事があり、PJ の推進は PM が担当している。聞かれたことには答えるが、自分からチケットを切って仕事をしてもしなくても、評価は変わらない(様な気がする)し、仕事も楽にはならない。切られたチケットは気になるが、かと言って口頭での業務指示よりゆるい気がする。メールよりもひょっとしたら緩いかも。担当者が自分になっていても「見てませんでした」と言えそう。そもそも、正式に決まったツールでしたっけ?
 議事録に関しても、ちゃんと書いて展開すれば良いのは分かるけど、それホントに自分の仕事かな。PM の仕事じゃないかな。自分が主体の会議なんて、あまりないし。

2.自分の仕事を明確にすると、身が持たない(課題管理)
 ToDoを棚卸しすると、とても間に合いそうにない仕事量が見えてしまう。優先順位も明確には解らない/自分で判断できないので、そうなると必ず何かが間に合わない。というか、誰も間に合う人はいない。見える化しなければ、何となくやりたくないことを後回しにして、時間切れだったと言えるから、その方が楽。
 どうしても必要な仕事なら、PM が誰かを当てて対処するんじゃないかな。楽してそうなメンバもいるし...
 会議結果の AI も見える化しなければ、自分の都合の良い解釈をして「出来るだけ頑張る」と言っておける。

3.計画を立てる経験が足りず、毎度遅れることに嫌になっている(予実管理)
 ホントに必要な時間を言うと「そんなにかかるの?説明して!」と言われるから、適当に短めに言う。PM が気に入りそうな日程を、考えたようなふりをして言う。結果として計画は遅れ、予実がズレてくるが、まあ自分としては当然と思っている。ズレた状態で計画を書き直すのは面倒なので、放置したままとなる。
 真面目に計画を立てて、振り返りを行わないので、いつまでも計画を立てるスキルが身につかない。そもそも、あまり教えられてない。
 まあ、そんな状態でもとりあえず必要な機能をビルドに入れれば、PJは進んでいく。バグが増えればリリースは遅れるし、問題があれば PM が調整してくれる。

まとめ
 まあ、多分こんな感じです。冷静に考えれば...
 明日から、まずこういう議論をしなければならん、と思っております。


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