2020年は4K

はじまり

最近、NHKが「4K」「8K」と言い出している。当家のTVは、2008年もの。実はFHDでもない1366x768の32インチ。それでも綺麗なんだけど、世の中4Kらしいので、買い替えを検討。
沢山の製品があるが、大きくは多機能で高い日本メーカーと、簡単で安い海外メーカー。それでも海外モノでも最近は4Kチューナー入ってるし、正直国産メーカーの値段の高さにはちょっと辟易。という訳で、まずは国産メーカーさん今回は残念でした。次回の健闘を待ってます。
次は、43インチと、50インチで2万円ぐらい違うのを、どうするか?最近のTVは外枠が殆ど無いので、今のTV台でも50インチが置けそう。国産を止めたこともあり、その分 大きいのを狙って50インチとします。
最後は4Kチューナーの有無。まあ、4K放送が見たいからということもあり、既に放送開始から2年以上経っているので、まあ問題は解決しているだろうと思って、4Kチューナー付きにしました。

購入

結局、ハイセンスの50inch 4Kチューナー付き 50A6800 を買いました。買ってから二週間近く経ち、様子も分かってきたので、整理します。

状況

まず、メーカーとしてハイセンスを選びました。TCLも良さそうでしたが、今回はネームバリュー?と東芝製画像エンジンを積んでいるという点で、ハイセンスにしました。実際、エンジンの LSI だけでなく、ソフトウェア全般が東芝製を流用しており、良くも悪くも東芝のUIです。今のTVは東芝でしたし、DVDレコーダーも東芝でしたから、まあ慣れてはいます。ハイセンスオリジナルのUIも見たかったので、ちょっと残念ではあります。
50インチについては、正解。薄く軽くなっているので、小さな部屋でも50インチで大丈夫。大きいのが好きなら55インチも問題なさそう。
4Kチューナーも、正解。HDDをつなぐだけで簡単に4Kの番組を録画できるので、プラス数千円で録画出来るようになります。極めてお手頃。家はケーブルTVなので、アンテナも不要で今後増えるチャンネルにも対応可能です。

良い点

意外だったのは、古い映画の4K放送が意外と良いということ。昔の35mmフィルムで撮った映画を、デジタルリマスターして放送しているものが、とても綺麗なのです。元々アナログフィルムは35mm幅の中に、細かく言えば感光粒子の数の単位で記録されており、フィルムの状態がよくデジタル化の段階で8Kや4Kのフォーマットにすると、当時の映画館以上の画質になります。しかもノイズを除去しているので、誰も見たことがない画像を自宅で見ることが出来るわけです。その効果は新しい映画だけでなく、「ウルトラQ」の様な50年以上前の白黒フィルムでも明白です。
また、通常のハイビジョンも、モニター側の画素に余裕がある場合は、よりきれいに見える様です(多分、東芝の画像エンジンが良い仕事しているのかな?比較していないので、わかりませんが、従来はFHDですら無かったので、良くなっているはず)。

問題

問題は、やはりまだ4Kのソースが少ないこと。4Kで放送される番組が、全て4Kとは限らない。単にフルハイビジョンのソースを、4Kのチャンネルに載せて放送している番組も沢山あります。特に民放はほとんどそんな感じ。私はNHK好きなので良いのですが、民放しか見ない人は、ちょっと騙された感があるかも。各民放のホームページで、4K番組がどれか?を確認した方が良いです。
また、技術の進化にはマイナスもあります。ニュースを読んでいるアナウンサが綺麗に見えすぎて、色々アラが目立ちます。セットの作りの悪さや、女性アナのお化粧具合、男性アナの腕時計の種類やスーツの生地感まで分かるようになりました。画面が大きくなり、同時に画素数も増え、細かい所が良く見えます。ハイビジョンになった時と同じように、撮る人や撮られる人の工夫はこれからの様ですね。実際、昨年末の紅白では4Kで見たのですが、撮影に色々問題がありました。

まとめ

50インチ級の4Kテレビは、非常にリーズナブルになってます。今が買いと思います。特にケーブルTVで見ている人は、他に何も買わなくても4Kが楽しめます。TVはオワコンとか言われていますが、使い方を考えればまだまだ楽しめる「メディア」だと思いますよ。

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