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先にある光景(2024年8月28日の日記)

こんばんは。たけのです。


篠澤広の信愛度が9になり、ライブを見届けた。

広は、「自分に向いていないからアイドルになった」という人物。14歳で大学を卒業した天才少女であり、周りからも褒められてばかりいたので、自分ができないことに飢えている。

彼女はとにかく線が細い。ガリッガリで心配になる。体力がミジンコ程しかなく、入学式の会場に行くまでに倒れるというエピソードも描かれていた。そんな調子なので、通常のレッスンを受けきることができず、片足立ちで10秒止まる、とか、そのレベルのミッションから少しずつ訓練していくことになる。

これが広さんです。

オーディションの最中で見られるライブはドヘタだが、信愛度を上げたあとのTrueEndライブではリズムも音程も合っており、表情が柔らかで、それだけで泣けてしまう。本番で実力以上の力を発揮するアイドル。その危うさに、不思議と魅入られてしまう。声がとっても素敵です。

プロデューサー(主人公)も広に魅入られたひとりであり、広コミュでのプロデューサーは、他のアイドルとのコミュと比べてもだいぶ異常だ。

広との信愛度コミュ(ストーリーパート)では、「篠澤さんは、トップアイドルにはなれないでしょう。」みたいなことをはっきりと言い放つ。

「トップアイドルを自分の手で生み出したい」というプロデューサーとしての夢を捨て、篠澤広という、ままならないアイドルとともに歩んでいく覚悟を決めるのだ。完全にふたりの世界である。この異常さが面白い。

推せるなあ、広。そして。広P。私も、うまくいかないことこそ楽しむマインドを見習いたい。


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