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【ヒトコト読書】AI分析でわかったトップ5%社員の時間術/越川慎司
【ヒトコト読書】はワンフレーズだけでもアウトプットすることをテーマに色んな一冊を紹介する記事です。
↓今回はこちらの本
①この本を読んだ理由。
ボクは現在転職活動中で、営業職→人事職へのジョブチェンジを目指しています。
その中でも仕事を通して関わっていきたいのが「働き方の改善」です。
ボク自身、現職での働き方(労働時間や労働場所)に関して思う所があり、多くの人が同じように悩んでいるのではないかなと考えています。
「働き方の改善を通して人々の役に立ちたい」と考えており、「時間術を勉強してみたい」と思い今回本書を手に取りました。
②「週に一度15分間の内省」を行う。
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「週に一度15分間の内省を習慣付けて、ムダな作業を削っていく」
これが本書において最も再現性高く、また、効果を感じやすい時間術だとボクは感じました。
週に一度、15分間の時間を作ってその週に取り組んだ作業を振り返ります。
その中から、「成果につながった作業」を継続し、「成果につながっていない作業」はバッサリ切り捨て。
この「内省と取捨選択」を継続することで、重要なタスクを見極める力も養われ、重要度の高い仕事に力を注ぐスキルも身につきます。
③英語を勉強しない。
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「目的を見失わない」ことが、時間術において重要なポイント。
サラリーマンとして英語を勉強したいと考えている方も多いかもしれません。
実際に勉強を始める前に、「英語を使って何がしたいのか」を明確にすることがとても大切です。
TOEICで点数を取るため?現地の人とコミュニケーションをとるため?
人にそれぞれ、目的に間違いがある訳ではありません。
しかし、目的により「それを叶えるために辿るルート」は全く別物になります。
仮に、英語を勉強する目的が「現地の人とコミュニケーションをとるため」だった場合、やみくもに単語を覚えることはナンセンス。
英語を話す心理的ハードルを下げるために、英語を使うコミュニティを探すなどして、「とにかく話してみる」ことが目的達成に直結します。
あるいは「自動翻訳機能の躍進」を予想して、「英語は一切勉強しない」というのも立派な時間術になります。
④「45分単位」で仕事する。
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「仕事の処理能力」と「集中力」は切っても切り離せない関係です。
「集中する時間」をどれだけ作れたかが、作業効率に直結します。
仕事ができる上位5%社員の中では「45分間で仕事を区切る」人が多数派です。
2時間や3時間など長時間作業を続けるのではなく、たとえ作業途中であっても「45分で一度休憩をとる」ことがおすすめ。
最終的には「集中した時間をどれだけ積み重ねられるか」が業務時間の削減に大きく影響してきます。
⑤ボクの個人的な感想。
トップ5%社員の時間術について、他にもたくさんの方法が紹介されています。
アンケートデータに基づいた内容が多いですが、データは角度によって見方が変わってしまうものなので、「全ての時間術が自分に落とし込める訳ではない」かもしれないなと感じました。
ただその中でも、ボクにとって「これは確実に使える!」という有益な時間術を今回一部アウトプットさせて頂きました。
タスクの多さや残業に悩まれている方には、ぜひ一度手に取って読んでみて欲しいなと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。次回の記事もぜひご覧ください。