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【ヒトコト読書】職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全
【ヒトコト読書】は「ワンフレーズ話せるだけで十分!」をテーマに色んな一冊を紹介する記事です。
↓今回はこちらの本
①この本を読んだ理由。
今後のキャリアを考える中で自分の興味を見直し、「働く人のココロを支えたいかも…?」という一つの思いが出てきました。そのような職業の一つである”産業医”の仕事を知りたいと考え、読みました。
②あなたはどんな人が好きですか?
他人に左右されずに生きていくためには、”自分だけの評価軸”を持つことが必要です。自分は「どんな人が好きなのか」が明確になれば、それは一つの大きな評価軸になります。
評価軸が一度定まれば、その軸に沿わない人との関係を避けることで心穏やかな生活が近づいてきます。
・穏やかで、いつもニコニコしている人
・弱さを受け入れて、しっかり人を頼る人
これはボクが好きな人の一例ですが、このように”好きな人像”から自分の評価軸が見えてきます。
初対面の人と関係を築いていくことが、自分の好き嫌いを見つけられる大きなチャンスになります。疲れない範囲で積極的に新しい人と関わり、自分だけの評価軸を見つけていきましょう。
③”期間限定思考”で心が軽くなる。
どんなコミュニティに属していても、ウマが合わない人は存在するものです。まずは大前提として、「その人の意識を変えよう」とは絶対に考えないこと。
人や組織を変えることは容易ではなく、苦労が報われる確率もとても低いです。「自分の意識を変える」方が余程カンタンで効果的。
嫌なヤツ・嫌な会社とは、”期間限定思考”で付き合うのがおススメです。例えば会社の場合、「あと一年で転職する」と決めれば様々なモノの見え方が変わり、心に余裕も生じます。
少し”俯瞰して自分を見る”ような感覚かもしれません。その結果、自分の悩みが大したものではなく、「もうちょっとここで頑張ってみようかな…」という考えに変わることも珍しくないケースだそうです。
④”シングルタスク”を意識して。
便利なモノがどんどん増え、ボク達の脳は無意識の内に”マルチタスク”状態に陥っています。音声を聞きながら料理、スマホを見ながら食事など、マルチタスクによって脳への負荷がとても大きな状態です。
意識的に”シングルタスク”に切り替え、五感を集中させて一つの物事に取り組む。そして適切に脳を休ませて、疲れをとることが必要です。
⑤ボクの個人的な感想。
”ココロの専門家”として多くの助言をしてくれる一冊でした。
ボク自身、「あと一年で会社を辞めるとしたら」というマガジンを更新していることもあり、②で紹介した”期間限定思考”の考え方にはとても共感できました。ボクの場合、「転職する」という意志は変わっていませんが、あと一年で辞めると決めることで、色々な悩みも受け流せるようになっていることを実感しています。
会社や仕事について、なにか心に引っ掛かりがある方にはぜひおすすめの一冊です。
最後までお読み頂きありがとうございました。次回の記事もぜひご覧ください。