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20231004 解散しないバックバンド

昔、エド山口さん(私の認識ではギタリスト)が、営業(イベント出演)に行くのに、ギターパート以外のカラオケを入れたカセットテープを持って行き、ステージで「俺のバックバンドは、絶対に解散しませんからね。間違えたりもしない」って言ってた。
当時、カセットテープ音源で(時代的には、一般的ではないけど、もうCD-Rとかもありました)、ラジカセをステージ後方に置いて、スピーカーにマイクを当ててたかDIだったか覚えてないけど、PAに任せないで自分で再生したり止めたりしてたっけ。まあ、それも含めてのパフォーマンスなんですけど。しかし今思えば、音質は最悪だったンだろうなあ。デカい会場には不向きだよなあ。
で、その後、エドさんはバンド東京ベンチャーズを組んで(率いて)、なんと解散しないで現在もまだやってる。それも凄い。銀座TACT、観に行ってみようかな。

『カラオケ音源は、解散しないし間違えないバックバンド』確かに。アイドルのライブを観ながら、たまに考える。最近はPA横にアイドル側のスタッフがいて、PCから音出ししてる。何十人もいるグループは歌声まで含めてカラオケ(既にカラじゃない)で、歌割りに応じて出演メンバーの声を入れ替えて毎回構成してたとか。凄いシステム。凄い労力。演奏どころか歌詞も間違えない。そうなるとダンスがメチャメチャ巧いのかと思ったら、そうでもなかったり。

私が歌手(ソロアーティスト)のマネージャーをやってた頃(数十年前)は、DAT(またはCD-R)をPAに渡してポン出ししてもらってた。カラオケは「コーラス入り」と「純カラ(コーラスなし)」の2種あって……あ、急に思い出したけど、サイズも何パターンか入ってたな。フルコーラスとワンハーフみたいな感じで。懐かしくて震える。けど、それは所謂「営業(イベント出演)」での話。ライブハウスとかでのライブじゃなかった。
そういや長尺のライブとかやらなかったな。長いライブやるとなったら「バックバンドを用意する」の一択だった気がします。カラオケだけで1時間とか、きっと無理だったよ。いや、カッコ悪過ぎて考えられなかった。だって、手持ちのツールでは、1曲毎に喋るか、何の呼吸も無い曲間を我慢して続けて歌うか、しかなかったから。CD-Rなんて自分で焼けなかったし、音源の編集が個人では簡単にできなかった時代。

思い出語りが長過ぎた。書きたかったのは、こんな話じゃなかったのに。まあ、いいや。今回はコレで。

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