#3「ブラックマジシャンガールはえっちなのか論争」

遊戯王をやったことがある人で、ブラックマジシャンガールを知らない人はいないし、その魅力は語るまでもないほどである。主人公が愛用していたアイドル的モンスターで、デザインと作画に恵まれていた。現代遊戯王において大きいお友達が好きそうな可愛いカードはいくらでもある。アポロウーサとかマスカレーナとか。でも当時はブラックマジシャンガール1強だった。次にデザインの優れているポイントを言語化していく。簡単に挙げると、カラーリング、線の強弱、肌色の多さの3点である。

まずカラーリングについて、オリジナルのブラックマジシャンは紫(黒)一色の衣装に紫髪(金髪、銀髪)と落ち着いたデザインがされているのに対して、ガールはピンクと水色の衣装に金髪と非常に鮮やかでそこが良いと思っている。ワイトもそう思います。
次に線の強弱について、オリジナルのブラックマジシャンは基本的に硬くて重い線で構成されているのに対して、ガールは硬い線と柔らかい線の両方がうまく合わさっているのが良いと思っている。ワイトもそう思います。
最後、肌色の多さについては説明不要でしょう。涼しそう。海外版見ると悲しい気分になる。ワイトも悲しいです。

そろそろ本題に入ると、ブラックマジシャンガールは流石にえっちだと思う。初めて見た小学生でも分かるし、世の中のみんなもそう思っている。Googleもそう言っている。しかし多数派がいつも正しいとは限らないし、実際の地球は丸い。満場一致の意見から結論を出すのは危険で、反対意見をふまえて結論を出さないといけない。「えっちではない」という主張を確認してから結論を出すべきだ。俗に10番目の男と言われているやつだ。

そしてようやく、「俺はえっちだとは思わないし刺さらない」と主張する人に会った。詳しく聞くと、「デザインが完成されすぎてて入り込む余地がないし二次創作が広がらないから」と斜め上の理由だったけど、彼は絵を描ける人だったのもあって妙に納得してしまった。彼にとってえっちとはクリエイティビティだった。ちなみに彼はケモナーでなんかそういう系が好きらしい。

他人に左右されず自分の意見を持てる人間になりたい。そして逆に自分と違う意見を受け入れられる強い人間になりたい。

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