子育て回想録 ゆずれないこだわり
こどもが生まれる前から私は保育士だった。保育士だったら子育てのプロでしょ?困らないよね。なんて思う人が結構いるのですが、そんなわけないやん。仕事で1日8時間保育するのと、我が子の子育ては別物。そして保育士であるがゆえに自分の子育てに躓いたりする場合も多いのです。 それは学校の教師の子育てでもよくあること。だから、教師や保育士の子育てについての講演会なんかがあるくらい。我が子の子育てが思うようにいかない、なんでこんなふうになったんだと思い悩む保育士や教師は結構たくさんみてきました。理由は様々でしょう、仕事が忙しく仕事にのめりこみすぎ、ついつい家庭はあとまわしになってしまう例もあれば、保育士としてや教師としての知識はあるのだけどありすぎて理想を追い求めすぎた場合、あるいはこうなるはずだったのに目の前の我が子がそうじゃないときのギャップに苦しむなどなど。よく子育て講演会でいわれてたのは、我が子が41人目の生徒になっていませんか?という話でした。 そんなこんなで保育士だからといって素晴らしい子育てができるわけでもすごいこどもが育つわけでもないということなのですよ。
ただ、こどもを持つ前にいろんな学習会などでよい話を聞く機会がもてたのはとても自分自身にとってよかったと思います。漠然とこどもができたらこうしたい、というものはもててたかもしれない。子育てで1つこれだけはゆずれないというものをもった方がいい。とどこのだれの話だったなが印象に残っていて私もそれはずっとゆるぎなく持ち続けました。
乳幼児、学童期に電池や電気で動くおもちゃを与えない。ハイテクゲーム機は与えない。という点はゆるぎなく。2人ともそう育ちました。パソコンは小学生の時には触らせました。パソコンでゲームはしないでワードや検索などはさせました。
乳幼児期、学童期には うちはハイテク系ゲーム機はさせない方針だからとこどもにも話したし、祖父母にもそういうものは一切与えないでねと宣言しおもちゃも勝手に買わないようにいいました。私の両親だったので、とくに角がたつわけでもなく、ハイハイわかりました。ってかんじだったのでそれほど面倒くさいことにはならなかったのです。それほど、なのですけどね。この続きはまた後程。。。。
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