益田でのまなび。
夏ぶりに益田市に帰りました!!
夏に1週間益田市に行ったことをきっかけに、益田が大好きになり、あれから半年がたち、
ついに、!やっと、!この春行くことができました!!㊗️🌸
今回も充実した2週間を過ごすことができました。ユタラボの皆さん、社会教育CNの皆さん、教育委員会の皆さん、そしてたくさんの大学生の皆さん、益田市の皆さん、大変お世話になりました!
ありがとうございました。
Youは何しに益田市へ?
今回益田市に行った理由としては、フォーラムとカタリ場に出ること、社会教育CNのお仕事を知ること、色んな地域の方々に出会うことがあります。そしてそこでの出会いや経験をする中で、自分自身と向き合うことを目的に益田市に行きました。
今回学んだこと、そこから考えたことを書いてみました。もしよかったら見てください🙇♀️
①知り合うを大切に
知り合うことを大切にする。
益田市のフォーラムで、小田さんが仰っていた言葉になります。
知り合うこと、顔が分かること。それだけで、何か安心感が出てきたり、挨拶を交わしたりすることを通して、距離感がぐっと近くなります。
今回、益田での滞在で感じたことは、とにかく地域の方と子どもたち、地域の大人同士が知り合う機会が多いということです。
学校、ユタラボ、豊川のフルーツガーデン、みずいろカフェ、シャカイノマド、ボラハなどなど、世代を問わず、色んな人が交わる機会が沢山ありました。
地域の人がゆるーく関わりあえる場所が益田にはたくさんありました。
そしてその場をつくるたくさんの素敵な人がいました。
この場所があることで、色んな方が交流し、地域のイベントに参加したくなったり、学校の様子を気にかけたりするなど、みんなで地域をつくっていく土台が自然と出来上がります。
地域の大人が地域の子どもを自然と気にかけるようになります。何かやりたい!となった時も後押ししてくれる味方がたくさんいることに気づきます。
知り合うことは、改めて重要なことだと感じました。知り合いがいると、一気に安心感が出ますし、巻き込まれやすくなります。そして、コミュニティが広がります。
今回の滞在で、色んな方と知り合うことができました。地域の方、大学生。。また益田に行った時に会いたい人が増えました。何か困った時に連絡してね!と何人もの方が声をかけてくださいました。自分には、静岡、北海道以外にも何人もの心強い知り合いがたくさんいるんだということが自身の行動力の源です。
今思い返してみると、益田で感じたこの安心感は、知り合える場所がたくさんあること出できていたんだとおもいます。
今回改めて知り合うことの機会の大切さに気付かされ、自分も巻き込まれながらも、次は自分が知り合う機会を作りたいとあらためて思いました。
今色んな大学生が知り合い、自分の思いや興味のあることを気軽にシェアできる場を作っております!が、まだまだ課題だらけです。知り合う場を作ることの難しさを痛感中です。。
今回学ばせて頂いたことをもとに、試行錯誤しながら作っていけたらと思います😊
② 社会教育コーディネーターという仕事
CNという職業に興味があります!と以前イベントの際にお伝えしたところ、
今回、教育委員会の皆様と益田市の社会教育CNの皆様のご好意で、CNの月1で行われる報告会と、実際の仕事の現場に同行させて頂きました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
今回、各CNさんが配置されている地区をまわり、実際の現場を見させていただきました。
地域と学校をつなぐ人がいることの大切さを改めて感じました。
CNの皆さんは、学校に席を置きながら、学校、地域と両方の立ち位置から子どもたちと関わっていました。
学校での子どもの様子を地域の方に伝え、地域での様子を学校の先生に伝える。
「○○さん、学校ではこんなこと頑張っているんですよ、学校では今こんなことしてるんですよ」と学校での様子を伝えることで、地域の方は子どもたちの様子を知ることができます。それをきっかけに関心を持ってくれます。
学校の先生も地域の様子を聞くことで、子どもの様子を別視点で知ることができます。学校では見られなかった子どもの一面に気づくこともよくあるそうです。
話が少しそれますが、大学で
新学習指導要領に新たに記載された、地域に開かれた教育課程という言葉を耳にします。
実際のところ、学校と地域が連携し合うことは凄く難しいということを色んな現場を通して感じました。
まずはお互いに関心を持ち、どんなことをしているのか、どんなことを考えてるのか等について知らないと始まりません。
そこで、子どもたちを接着剤として地域と学校を繋げ、お互いの思いや目指していることを知り、みんなで子どもたちを育てていくという基盤をつくることが求められると改めて感じました。
その基盤をつくる上で、間を取り持ち、情報をシェアしたり、両者の翻訳家として話を繋げたりするCNという職業はこれからとても必要になると痛感しました。
(図々しく書いてしまってすみません💦)
報告会では、地域と学校での現場の様子、CSの中での課題などなど、普段の仕事の裏側を聞くことができ、とても貴重な機会でした。
中にはぞわっとするお話もありました笑
CNの皆さんの、この地区をこうしていきたいんだ!という各々の想いをお聞きできたことがとても印象に残っています。
また、CNさん同士で支え合っている関係性がとても素敵でした。
以前私は、CNという職業を知った時、各地区1人しかおらず、困った時に頼れる同僚が近くに居ないことにとても不安を感じていました。しかし、CN会があることで、各々の悩みを共有し、自らの経験や現場の状況を踏まえ、皆で解決していく手立てを考えるシステムがあり、とても安心しました。また、CNの皆さんの関係性がとてもよく、気軽に相談できるような職場環境でした。
私が感じたCNという仕事の魅力は、
CNという立場だからこそ、
子どもたちの成長や色んな顔に気づいたり、子どものワクワクを引き出せたりする
ことだと感じました。
何かに挑戦する機会を作ったり、子どもたちに地域の色んな人に出会わせたり。
それを学校だけでなく地域の場とまぜてつくる。
そこには子どもたちがワクワクする為の色んなしかけがたくさん用意してありました。
今回、色んな現場を見させて頂いたことで、社会教育CNという職業をより深く知ることができました。そして、この仕事の大変さとやりがいも知ることができました。
ありがとうございました。
③ 何かやってみることの難しさ。
ユタラボのいっくんに、
「まこちゃん、サードプレイスで何かやってみる〜?」とお誘いを受けました。
ぜひ!やらせてください!と即答し、
気合を入れて考えはじめて1時間。
やばい、何も思いつかない。
自分だからできることってなんだろう。
やまだまこっていうカラーをどう入れようかな。
自分のワクワクすることってなんだっけか?、
ずっと悩んだ末に結果思いつきませんでした、。
自分が探究、探究と言っておきながら、自分のやってみたいことをちゃんと理解できてないのか、。と反省をしました。
自分の思いと現実がうまくリンクしなかったり、自分のやってみたいことの言語化がうまくできなかったりと、この機会をきっかけに、探究の難しさを痛感しました。
そしてそれと同時に、探究は、自分自身について向き合うことだということを改めて感じました。夏に益田に行った際にこの言葉を聞き、今回自分が経験したことではっとさせられました。今回この機会を頂き、結果形として何もできませんでしたが、自分自身について向き合い、考えることができました。自分の課題にも気づきました。
いっくんに今度リベンジをさせてください!とお願いをしたので、次こそは、やりたいことを明確化し、しっかりと準備をして臨みたいと思います◎
お楽しみに♡
④ 山田、壁にぶち当たる。
今回の益田での大事件。
私は壁にぶち当たりました。
シェアハウスのこっちゃんとあやぱんとお話してる時にあることに気がつきました。
将来どんなことをしたいの?という話題になったとき。
あれ、益田に来ているのに、
自分のやりたいことが全く分からない。
なんで先生を目指してたんだっけ。
どんな意図でCNを目指そうと思ったんだっけ。
やばい。言葉として表現できない。
焦りました。
でもなんか糸が繋がった気もしました。
この頃、色んなことをさせて頂いたり、参加したりしているけど、なんか空っぽ感が否めない。
それは、自分の根っこの部分がスッカスカだったからなんだなぁと。
でもそれに気づきたくなくて、目を逸らし続けて今まで来てしまいました。
でもここでようやく向き合うことができました。
私なりに過去を振り返って、整理して考えたことはこちらです。
殴り書きでよく分からないかもしれませんが、
今の素直な自分のきもちです。
ご了承ください😨🙏
▽▽▽
過去を振り返ると...
私の高校は、県内でも進学校と呼ばれる学校でした。
しかしながら、私はとにかく勉強が苦手で、
テストで決まる数学、英語のクラス分けではいつもビリクラスでした。🥲
加えて思春期ならではの人間関係にも悩み、。
どんどん内気になり、。
勉強ができない=自分はできないんだなあと薄々感じ、自己肯定感がとても低かったです。
自分をはかるものさしが勉強しか見つからなかったからかもしれません。
いざ受験期!となったとき。
さぁ、大学で何をやりたいか。何を勉強したいのか。将来どうするのか。
と先生に問われ、戸惑いました。
今まで勉強と部活しかしておらず、自分の将来について、自分自身について真剣に考えたことがありませんでした。
でも受験はタイムリミットがあるので、短い期間に答えを出さないといけません。
結果、社会が好きで教えたいからという理由で社会の教員になりたいなと思い、社会の教員になる一番近いルートを考え、教育大の教育学部を選択しました。
いざ大学に入って。
今まで課題課題と与えられていたことがなくなり、急に自分から課題を見つけにいかないといけなくなり、その環境の違いにとても戸惑いました。
教えることだけが教員の仕事じゃないことを知り、自分は本当に教員になりたかったのか?
自分は本当は何をしたかったのか?と今更ながら考えることが増えました。
初めて自分自身について本気で考えました。
タラレバになってしまいますが、
高校時代、一度立ち止まって自分を見つめ直す時間があったらよかったな。
何かワクワクすること見つけられたらよかったな。
色んなキャリアを知るきっかけがあったらよかったな。
と大学3年生になった今、思っています。
今回、益田でカタリ場やユタラボでの探究活動をしている高校生の会議に参加して、自分の過去も重ね、自分自身と向き合うこと、自分のワクワクを知ることの大切さを改めて感じました。
ちょっと話はそれますが、
自分自身のワクワクや自分自身について知る手段のひとつとして、探究活動があるんじゃないかなと思います。
そこでは、自分について知る、考える、興味のあることを実際に行動に移してみる。そこで色んな人達と関わり、色んな経験をすることができます。
自分の中のものさしの種類をたくさん増やすことができるとおもいます。
益田市では、高校生から探究をスタートするのではなく、小中学校のもっと早い段階から、地域に飛び出し、わくわくをつくる機会がたくさん用意されていました。子どもたちは、そこに参加しながら、自分の楽しいと感じること、地域に自分を応援してくれる人がたくさんいること、できた!を経験することができます。
この土壌作りに大きく関わるCNの皆さんにとても惹かれました。
私は今回の滞在で、こんなことやってみたいな!を引き出す事前段階である、子どもたちがこれ楽しい!こんなことできたよ!をたくさん経験できる土壌づくりに関わりたい!そしてわくわくを一緒に楽しめる大人になりたい!と思いました。
そこでは子どもたちが色んなものさしを持ち、自分らしさ、自分にとってのワクワクを大切にできたらいいなと思います。
⑤さいごに
~わたしが益田に行く理由~
私は、益田で自分の人生における幸せの見つけ方をたくさん教えてもらいます。
そして、自分たちで幸せを作る力も教えてもらいます。
今までは、人生ってある程度の大学に行って、ある程度の職業について、結婚して、子どもができて、また定年まで働いて、。ってぼんやり思っていました。
でも益田に来ると、多様な生き方の選択肢をもらいます。
仕事をしながら自分の趣味を楽しんだり、地域の方との時間を楽しんだり。
仕事も1つの仕事をずっとやるんじゃなくて、キャリアを変えながらする選択もあることにも気づかされました。
こんな大人になりたいなぁっていうロールモデルにもたくさん出会います。
そして、その大人たちからこんなところに幸せってあるんだよと教えてもらいます。
その発見が本当に楽しいんです。
毎回益田に来ると、多くの出会いを通して、
自分の人生について、幸せについて、そもそも自分って今何考えてる?と立ち止まって考えます。
自分の人生にとっての幸せってなんだろうと考えると、まだよく分かりません。
これから自分の人生にとっての幸せの見つけ方を益田でたくさん知って、最終的に自分にとってベストだと思える選択ができたらいいなと思います。
最後に自分の理想になりますが、
私の地元静岡で、
ここなら何かできるんじゃないか。
ここなら何か叶えられるのではないか。
何かやらなきゃ、頑張らなきゃって思うんじゃなくて、
自分から何かしたくなるような、そして、そのつくった幸せを共有できるような人がたくさんいる街をつくりたい。
何年かかるか分かりませんが、夢も変わるかもしれませんが、今のところの大きな軸として、これをもとに、
今後沢山勉強したいと思います!
色んなことに挑戦したいと思います!
まだまだ知らないことも多く、未熟な私ですが、
今後ともよろしくお願いします!!
山田真子
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