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ぶるぶるチーズバーガー
こんにちはmakokonです。
(下書きのまま忘れていたので、ちょっと古い記事になってしまいました)
マクドナルドの公式Twitterで見かけた、パティの枚数が1枚から9枚まで増えるハンバーガーの画像。ダブチ、トリチは現実だけど、さすがに「ノナプル」はないよね? この画像を見て、私のLLMあるあるが発動! 「これってどういう意図で作られたんだろう?」と疑問に思ったので、早速GPT-4とClaude-3.5-sonnetに聞いてみることにしました。LLMとのおしゃべりを通して、この画像の制作意図を探っていきます。果たして、人間のように深く理解してくれるLLMはいるのでしょうか?
ダブル・・・トリプル・・・の先、知ってました?
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) November 11, 2024
※販売の予定はございません。 pic.twitter.com/RYqTIb2d0t
gpt-4oに聞いてみました。
プロンプト:
画像を説明してください。この画像の制作意図は何だと思いますか?
model:
この画像は、さまざまなサイズのハンバーガーが並べられており、パティの枚数が異なります。「シングル」から「ノナブル」まで、1枚から9枚のパティが入ったハンバーガーが描かれています。
制作意図:
製品のバリエーション紹介: ハンバーガーのラインナップを視覚的に示すことで、顧客に選択肢の多様性を伝えています。
マーケティング効果: パティの枚数が増えることで、ボリューム感や満足感をアピールし、食欲をそそるための広告として機能しています。
視覚的インパクト: 見た目にインパクトのある多層のハンバーガーが並ぶことで、話題性を生み出すことを狙っている可能性があります。
まあ、こんなものですかね。でも、わざわざLLMに聞くのだから、もっと心に分け入ってほしいのですよ。だけど、そう書くのは無粋なので次の質問。
プロンプト2:
ご指摘の制作意図は外れだと思います。特に1は外れでしょう。なぜなら商品ラインナップにクアドラブル以上はないからです。それを踏まえて制作意図を考え直してください。
model:
改訂された制作意図:
ユーモアと誇張: パティの枚数が増えるごとに現実離れしたボリュームになることで、ユーモラスな印象を与え、視聴者を楽しませる意図があるかもしれません。
話題作り: クアドラブル以上の非現実的なハンバーガーを含めることで、SNSや口コミでの話題性を狙っている可能性があります。非日常的な要素を取り入れることで、人々の関心を引きつけることができます。
創造的表現: 食材の組み合わせや構成を自由に想像することができることを示し、ブランドのクリエイティブな側面を強調している可能性があります。
いいですね。2はともかく、1,3のような応答をしてくれると話し相手にしたくなります。
claude-3-5-sonnet-20241022-v2:0
つぎは、最近お友達になったclaude-3.5-sonnetです。
プロンプト:
画像を説明してください。この画像の制作意図は何だと思いますか?
model:
この画像はハンバーガーのパティ(肉)の枚数が1枚から9枚まで段階的に増えていく様子を示しています。
順番に:
シングル (パティ1枚)
ダブル (2枚)
トリプル (3枚)
クアドラプル (4枚)
クインティプル (5枚)
セクスタプル (6枚)
セプタプル (7枚)
オクタプル (8枚)
ノナプル (9枚)
制作意図としては:
インパクトのある視覚的表現で注目を集める
商品のバリエーションを分かりやすく示す
「大食い」や「チャレンジ精神」をくすぐる商品展開のアピール
パティの数と英語の数詞を組み合わせた命名の面白さを表現
SNSなどで話題を呼びそうな題材としての活用
このような極端な商品展開は、実際の販売を目的というよりも、マーケティングやプロモーションの一環として制作された可能性が高いと考えられます。
やっぱり最初は商品バリエーションのような答えになりますね。
実際の販売より、プロモーションを指摘しているとはいえ、やっぱり直してほしいかな。
プロンプト2:
ご指摘の制作意図は外れだと思います。なぜなら商品ラインナップにクアドラブル以上はないからです。それを踏まえて制作意図を考え直してください。
model:
実際の商品展開(シングル、ダブル、トリプル)を踏まえて、制作意図を再考察します:
考えられる制作意図:
誇張表現による広告効果
実在する1〜3枚のバリエーションを、あえて9枚まで極端に拡張して表現
「こんなに積み重ねることはできない」という非現実的な状況を示すことで、視聴者の印象に残るインパクトを狙う
実際の商品(トリプルまで)が「程よい」「適量」と感じさせる心理効果
ユーモアのある表現
明らかに食べられないサイズまで示すことでおかしみを演出
パティを重ねすぎる発想自体に面白さがある
SNSなどでシェアされやすい話題性の創出
商品の特徴やこだわりの強調
パティの存在感や品質の視覚的アピール
「肉」へのこだわりを印象付ける
つまり、実在しない極端なサイズを示すことで、実際の商品ラインナップの魅力を際立たせる広告表現だと考えられます。
ユーモアの項目が出たことと、トリプルまでが程よいという心理効果はいい感じですが、sonnetのほうが現実的ですね。
これも悪くないのでしょうが、話し相手としてはgpt-4oのほうが好きかなあ。
まとめ
マクドナルドのユニークなハンバーガー画像を題材に、GPT-4とClaude-3.5-sonnetに画像の説明と制作意図を尋ねてみました。画像の内容説明はどちらも難なくこなしましたが、制作意図については、私の意図を読み取ってくれるモデルを探す旅となりました。単純な画像解析はどのLLMでも可能ですが、会話の深さや流れ、そして何よりも私の心に響く回答は、LLMによって異なることがわかりました。今回の検証では、ユーモアと想像力を交えたGPT-4の回答が、私にとってより魅力的に感じられました。とはいえ、他のLLMもそれぞれ個性があり、会話の相手としては十分楽しめます。LLMとのコミュニケーションは、単なる情報収集だけでなく、創造的な刺激や新たな発見をもたらしてくれる可能性を秘めていることを改めて実感しました。 今後も色々なLLMと語り合い、それぞれの個性を楽しんでいきたいと思います。
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