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オーストラリア🇦🇺の東海岸を2500キロ南下


オーストラリアに来て丁度1ヶ月。

ケアンズからバスを使って東海岸沿いに点在する有名ビーチを辿りながら
南下し、シドニー迄の道のり(約2500㎞)をグレイハウンドバス🚌で目指した。

○ケアンズ〜エアリービーチ迄11時間

○エアリービーチ〜ハービーベイ迄10時間

○ハービーベイ〜サンシャインコースト迄5時間

○サンシャインコースト〜ブリスベン迄1.5時間

○ブリスベン〜ゴールドコースト迄1.5時間

○ゴールドコースト〜シドニー迄16時間

ケアンズからシドニー迄距離にして約2500Kmもある。

日本で例えるなら
北海道の宗谷岬から鹿児島の佐多岬迄でも約1900キロ、

札幌から宮古島迄が約2500キロなので、そう考えるとなかなかの距離だが、ヨーロッパのflixbusと違い、オーストラリアのグレイハウンドバス🚌はかなり快適!

バス🚌によって多少の違いはあるもののトイレは綺麗だし、
エアコンも効いているし、シートも革張り。

運転手の労働基準がベースにあるのだろうが、
3時間に一回の10分間のトイレ休憩はあるし、長距離になると30分間の食事休憩も組みこ込まれる。

何よりflixbusのように遅れることもない。

日本のように全てにおいて時間に正確とまではないものの、広いオーストラリアだから多少の時間のズレには目を瞑らざるを得ないだろう。

それでもバス🚌では30分遅れが一番長かった位だ。

街の中でも10分ほどの遅れは頻繁にあるものの、ほぼ時刻表が機能していると言って良いだろう。

ケアンズからの道中色んなビーチに寄ってきたが、
何処のビーチも驚くほど長く白砂が続いている。

そして何処に行っても人で混んでいる所はない。

我々日本人が泳ぐのには水温(体感では22度ぐらいかな)がまだ低く感じるが、ローカルやヨーロッパからの旅行者達は平気な顔をして泳いでいた💦

気温は30度くらいでも陽射し🌞は強烈でジリジリと日焼けしているのが分かるほどだが、空気は乾燥しているので木陰に入るとひんやりとして気持ち良い。

理想の夏の姿がそこにあった!

ところでオーストラリアを旅していて驚かされるのは、
ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、メルボルン等の大都市の海岸沿いに乱立する多くの高層ビルだ。

日本的な視点で見ると地震とか津波とかの被害を直ぐ想定してしまうが、ここでは大きな地震は滅多に起きないとされている。

その理由は

「インド・オーストラリアプレート」

と言われる地層の丁度真ん中に乗っかってるからだそうで、地層のズレによって生じる揺れの影響が起きにくくなっているらしい。

そういう理由があるからなのか、景色の良い海沿いが街の中心として発展している。

但しそういった高層ビルも耐震構造にはなっていないので、日本で起こるようなマグニチュードの大きな地震がくると壊滅的な打撃を受けることになるが、そういう地震の起こる確率はほぼ無いそうだ。

それと街のあちこちで見かけるのが先住民族のアボリジニ。

オーストラリアの北部に位置するパプアニューギニアとの間にある島の民族も含め、およそ4万年以上も前から住んでいる人達であるが、ヨーロッパ人の入植により彼らの生活に大きな衝撃を与え続けてきた。

イギリス人の入植からほぼ200年という長い間各種の権利を制限されてきており、1970年頃にようやく市民権や土地所有権が認められた歴史がある。

そういった歴史的な背景が大きな要因だろうが、アボリジニについてはオーストラリア全土で抱えている大きな問題のようだ。

現在、アボリジニは政府からお金を手当として受け取っている。

先住民族やその文化を守っていこうというそれ自体は悪いことではないと思うが、問題になっているのは、「酒とドラッグ」だ。

政府からの補助金がある為にろくに仕事をせず、殆どのお金を酒とドラッグに費やす人が年々増えているようだ。

昼も夜も関係なく街中でたむろしてる分にはまだ良いが、酔っ払っているからなのか大声で奇声を発したり道端で寝ているアボリジニもよく見かける。

勿論、まともに生きているアボリジニも沢山いるんだが、そういうだらしない人程目立つもんだ。

又、顔を洗いましょうという啓蒙や、読み書きを覚えましょうといったアボリジニ向けのTVコマーシャルを頻繁に目にすることにも驚かされた。

※アメリカやカナダのネイティブリザーブ(先住民族の村)でも同じような問題を抱えていて、更には5歳位の男の子がタバコを美味そうにふかしていたのに驚かされた事を思い出した。

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