【短文朗読】アナタを想う瞼が
☆所要時間:1分
☆人数 :1人用
アナタを想う 掌(てのひら)が
空を切るのです
アナタを探して しまうから
アナタを想う 瞼(まぶた)が
涙で濡れるのです
想いが溢(あふ)れて しまうから
アナタを想う ワタシの声が
アナタの名を呼び
震えるのです
心が痛いと 叫ぶのです
頭からは
たくさんの言い訳が流れ込みます
ワタシが アナタを想わなくて いいように
アナタが ワタシを想わなくて いいように
それでも
それでも
アナタを忘れることは
叶わないのです
End
〜マコのひとりごと〜
泣いているのは
”ワタシ”だけでなく
アナタを想っているのは
”ワタシ”だけでなく
ワタシの瞼が
ワタシの掌が
ワタシの髪が
きっと
アナタを求めているのでしょう