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文学フリマ京都9に出展しましたレポ的な。
去る1/19(日)、文学フリマ京都9に出展しました。
帰宅当日、せめて翌日には記事を投稿してしまいたかったんですが、この1月は出不精な私には珍しく予定が詰まっておりまして、数日遅れでの投稿です。
今回は岐阜羽島駅からこだまで往復。米原での数分の停車時間はあっても京都まで片道40分で着いちゃうんですね。近いなあ。
実は岐阜羽島駅を利用したことがない岐阜県民だったんですが(覚えてないだけで昔々利用したことはあったかも……?)、思ってたほど遠くはなかった&利用しやすかったので、今後は仲よくやっていけそうです。(?)
結構な方向音痴の私ですが、みやこめっせまでは迷うことなくたどり着けました。分かりやすい大通りを行ったのと、手荷物が多かったのでの~~んびり歩いてて、そこそこ時間はかかったけど、それでもサークル入場時間前には到着。というか早めのタイミングで開場待ちの列に並ぶことができました。9時半くらいだったかな?
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設営はそこそこスムーズに進められたつもりでしたが、それでも撮影できたのは開場直前。
単巻で読める本を向かって左側、シリーズものを向かって右側に配置していました。
「 #村を焼くなら 」は「もじのイチ2」(いまだに当日のレポを書けていない……近々書きます!)と今回の文フリ京都9、それから2/2(日)開催の名古屋コミティア66の3イベントで頒布しきれそうな冊数を委託させていただいたんですが、想定以上にペースが速く、開場直後くらいのタイミングで完売に。
以降は私の寄稿作品「忘却のルシオ」のみ+通販のご案内を冊子化して無料配布とさせていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737634899-Z2Nh54LuiWR6wKMTlVoEtCIU.png?width=1200)
この冊子、開催前日に自宅プリンタで印刷していたんですが、紙詰まり対応でデータが豪快に巻き戻された結果、予定の2倍近い冊数ができてしまいまして……。
それなのに配布のご案内を少し離れた位置からご覧いただいてる方にお知らせする方法を用意していなかったことは反省点のひとつです。
「#村を焼くなら」こうして改めて見ると、表紙もタイトルもほんとに素晴らしいですね。訴求力のあるデザイン&本ってこういうことか~! と、一参加者ながら感動しきりです。
無料配布版の表紙は「同人誌表紙メーカー」様を利用させていただいてまして、こちらはこちらで素敵なデザインだらけ&作品イメージに合わせて青系をチョイスしましたが、次に発行する本の表紙は、またちょっと違った視点で考えてみようと思っています。
肝心の頒布について。
今回はなにぶん初出展のため、冊数だけは結構な気合いを入れて搬入…………というよりは「もじのイチ」後に荷物を整理する気力がなくてそのままスライド搬入しただけですが、無料配布についてはかなり多めに持ち込みました。
やはり、まずは知っていただくことかな~! と。
ただ、準備にかける時間が足りず、再録の掌編4本+頒布物等々のご案内をまとめた冊子をA6・掌編部分の文字ポイントをなるべく大きくすることを優先した結果、各作品のタイトルをページ頭に持ってこられなかったり、表紙に使った2種の紙のうち、1種はインクがにじんでしまったり。
これらも反省点です。こっちもうっかり結構な冊数を用意してしまったので次を作るのは配りきってからですが、次はもっと余裕を持って作らないとなぁ。掌編も、できるなら書き下ろしを収録したいですね。
他にも異世界ファンタジー長編シリーズに関しては無料配布を手に取ってくださった方が何名かいらっしゃったり、Webカタログから群像劇を探して訪ねてくださった方がいらっしゃったり。
初めての方にお勧めの掌編集や連作短編集についても、口下手なりに説明はできたかな。お買い求めくださった皆様、ありがとうございました。作風としてはメリーバッドエンド傾向だったりダークファンタジーだったりで、楽しんでいただければ、とは正直言って言いづらいのですが、何かお心に残るものがあればいいなと思っています。
…………いや完全なバッドエンドものはさすがにほとんどないと思うので(たまにはありますが)、一見苦みのあるラストでも、登場人物自身は幸せかもしれなかったりしますけどね?????(?多いな)
反省点と言えば、もうひとつ。
異世界ファンタジー長編シリーズ、私的には一番プッシュしたい作品なわけですが、Webカタログ上に「ダークファンタジー」っていう紹介を入れ忘れてた気がするな……と。
シビア・群像劇という点には触れていましたが、ダーク傾向については苦手な方もいらっしゃるよなぁ、先にお知らせしておくべきだったなぁ、と改めて考えてしまったのでした。
はい、物語の展開・演出上で必要であれば、犬でも猫でも子供でも死ぬ作風ですし、私個人の推しキャラであっても都合よく逃げられるとは限らないので……。表現としてはあくまでも一般文芸の範疇と考えていて、RやGが必要なほどの描写はしないように心がけてはいるのですが。
出展側としては、そんなことを考えながらの一日でした。
文学フリマは閉場間際まで一般参加の方が入られると聞いてはいましたが、実際、人波が途切れることがなく、離席のタイミングはなかなか難しいですね。
「もじのイチ」で結構な冊数の本を購入済みということもあり、今回は事前にチェックしてあった3サークルさんの本、計6冊の購入にとどまりました。
名古屋コミティア後に読もうと思います。楽しみ。
当日、気になったけど買い逃した~という方がもしいらっしゃいましたら、私の発行物はいずれも「架空ストア」様にてご購入いただけますので、のぞいてみてください。
販売開始直後のみ抽選販売になるシステムのWebショップですが、通常販売に切り替わってからは会員登録なしでもお買い物可能で送料もお値打ち、発送も大変早いです。私自身、購入側でもたびたびお世話になっています。
一次創作の文芸作家さんの本のお取り扱いも多いので、ぜひご覧くださいませ。
撤収後は、一日お隣でお世話になった「Mukasou」ほたさんと一緒に「ウサギノネドコ」へ。
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![](https://assets.st-note.com/img/1737637477-YMb2qcHsOGmzQgkh0oJXBatZ.jpg?width=1200)
メニューがもう、どれを見ても可愛くて可愛くて。見た目だけじゃなくて味も美味しい。甘さは控えめ。
特にパフェの下の方に入っていたココナッツゼリー、糖分めちゃ少なめでココナッツの風味が際立っていて、とても美味しかったです。
他のメニューもどれも気になるんですよね……。また行きたい。
追加でいただいたハーブティーも、茶葉の味がしっかり出ていて美味しかったです。
そのあとは京都駅でお土産を買って帰宅。羽島からは車なので乗り継ぎ待ちもなく、22時前には家に着いてました。
京都、近いです。来年も行きたいな。
つらつらと書き流していたら結構な文字数になっていました。
初出展の文学フリマ京都、反省点は多々あれど、充実した一日でした。
次は2/1(土)オンラインイベント「OperationVR-EXTRA#13」、それから2/2(日)名古屋コミティア66です。
ご都合のつく方、ぜひご来場くださいませ。