
名古屋コミティア66、出展レポと今後の執筆予定など
近隣で開催されるイベントだけに、本日の記憶も冷めやらぬうちに投稿します。
本日、名古屋コミティア66、大きなトラブルもなく参加してきました。
出展のお知らせや、お品書き生地でも触れていたとおり、今回の名古屋コミティア66には、無料配布も含めたら新刊が3種。
年明け早々の「もじのイチ2」、下旬の「文学フリマ京都9」の後に続くイベントだけに、新刊を用意できる想定はまったくなかったので、自分でも少々驚いています。
今日は午前中は雨がパラパラしていましたが、一般入場の始まる11時30分前から、会場内を一周する入場待ちの列ができていてびっくり。
そこからさらに会場外まで伸びていたようで、大勢の方が入場され、かつ、長い時間、会場内にとどまってみえる印象でした。
スペースにお立ち寄りくださった方の中には、そもそも、こういったイベント……というよりも、同人誌即売会という世界をまったく知らなかった、という方もおいでになり。
二十数年前からイベントを知る身としては、なんというか隔世の感があります。
やはり自分はアマチュアなので、商業の方との間には高い実力の壁があるように思っていますが、それでも楽しんでいただけたらいいなぁ。
本日の頒布は、下記のラインナップでした。


「#村を焼くなら」非売品の展示、私の作品のみ収録した無料配布版は、文学フリマ京都9と同じ。
「Masquerade 一筆献納2025」は、想定より印刷が早く仕上がったため、少部数でしたが急遽、頒布予定を前倒しにして、お預かりすることができました。
「緩衝地帯の憂鬱~最強と噂の元・宮廷魔導士に弟子入りしたけど気の迷いだったかもしれない~」は、昨日19時頃にやっと脱稿した、出来立てほやほやの新刊です。
新刊は、想定では40pくらいだったので、頒布価格は200円かな~と思っていたんですが、フォーマットに流し込んでみたら驚きの60pでした。
23,000字。10,000字弱からの加筆修正で、せいぜい15,000字くらいの仕上がりを見込んでいたんですが、ついつい楽しくなってアレコレ書き足してしまったので……。
はい、楽しかったです。背景を探れば重いテーマもチラチラのぞく短編ではありますが(差別問題とか世代間の記憶継承とかね)、それはそれとして、なんか久々に羽を伸ばして書いた気がします。
サークル参加数は会場キャパに合わせて400spとのことですが、一般参加の方が多く、また長く滞留されていましたし、午後遅めの時間に来場された方もみえたよう。
でも通路が結構広く取られていて、ほどよい配置と感じました。
そのおかげか、新刊・既刊・無料配布について、満遍なく多くの方に手にしていただけたように思います。
というか、長いこと出展していますが、私のサークルとしては初めての頒布数だったのでは……?
手に取ってくださった方、ありがとうございました。
さらっとお楽しみいただけるものからヘビー級のファンタジーまで、作品ごとの差が結構ある方だと思うのですが、それぞれにお楽しみいただければ幸いです。
長編の完結巻(3巻)も頑張ります……!
目標は来年1月。ただ、まず間違いなく途中で筆が止まると思うので、予定を前倒しして2月中には執筆を始めようと思っています。
その他の執筆・発行予定としては、次回8月24日(日)の名古屋コミティア67の新刊として、連作短編集「罪深い僕が君を取り戻すまでの長く短い物語 第二集」。
実は、冊子版の限定収録とする短編を書きたくてウズウズしているのですが、まずはWeb公開用の7話から進めていきます。
なお、Web版はこちら。
もう1本、カクヨム・小説家になろうに公開済みのダークファンタジー短編、「双離怨録」。
どちらかと言えば悲劇的な作品なのですが、大幅な改稿を考えています。
具体的にはタイムリープもの。全員が幸せになれるかどうかはヒロインの頑張り次第。
これもちょっと時間がかかりそう、というか、筆を休めるタイミングが必要になりそうな作品なので、2025年内にどうにかなるかはちょっと不確定かなぁ。
イベント参加については、現時点で参加が確定しているものはありません。
というか年明けから私にしては怒涛の出展続きだったので、しばらくお休みとなる見込みです。
オンラインのイベントについては、タイミングが合えば随時。
また、本日発行した新刊「緩衝地帯の憂鬱~以下略(笑)」については、近々「架空ストア」様にて販売開始予定です。
その他の既刊+残部少のため架空ストア様のみでの販売となっている掌編集「こもりうた」もお取り扱いいただいていますので、下記リンクより、ぜひご覧くださいませ。