18➖「なつのおもいで。」②
「手術までの道のり」
膨大な検査、と一言で言っても何をしたかは
クリアに覚えていません。18だったにも関わらず。
耳鼻科の手術前検査も膨大、それ以上に
気分が悪くなる程でしたが(特に平衡機能検査)
18での形成術前の検査は忙しいの一言です。
病室に戻ったのは昼食位で14時を回れば
検査、検査です。
強烈だったのはCTです。ただ寝てるだけのCTです。
事前の説明に「ちょっと時間が掛かるから、気持ち悪くなったら右手を挙げて下さい」と。
この説明にピンと来ませんでした。
CTはスライスで撮影するものであるのですが
造影剤を使わない通常の単純型CTならば、ほんの数分の筈が
なかなか終わりません。
当時はモチベーションも高くかなり殺気立っており、
手術に向かっていく姿勢も十分でしたが
頭を固定された状態で、終わってみれば1時間をゆうに超え、
病室に戻ると気持ち悪くなってしまいました。
過去現在のCT機器の差が想像つきませんが、
当時はここまで撮らなきゃいけなかったのでしょうか?
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