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「成熟した大人」になれなくても・・・

40代50代になって、こんな自分でも、それなりに”成熟した大人”になった、と言いたいところ。
でも、ほんの数年を振り返るだけでも、「あほなことしたな~~」ってことがすぐ思い浮かぶ。
特に、40代はこれまでで一番波乱万丈だった分、失敗も多かった。

お金をだまし取られるといった、”失敗”では済まされない、かなり深刻なこともやらかした。
あとは、40代女性が陥りやすい(と、私が勝手に思っている)、遊び目的の既婚男性による、甘い言葉・・・

「熟女の魅力がありますね!」
「まだまだお美しい」
「年上好きなんですよ」

・・・にまんまと騙されそうになったり。。。

街灯のない夜道を(必要もないのに)走っていて、2mほどある深さの側溝に落ち大けがをしたり。。。

あ~~~、情けない。

もっと小さいことなら、数えきれないほどあり、人に話すと大概大笑いされるか、あきれられることばかり。

周りの同年代はと言えば、尊敬してしまうほど、主婦として妻として、そして親として立派な友や、知り合いが多いのに。


私はきっと学習能力が劣っていて、人の2倍、3倍同じ失敗や経験をしないと、何事も習得できないのだと、今はあきらめているけど。

でも、50代になってやっとわかった。

「人は人」

シンプル!!そして、遅っ!(笑)

周りと比べたり、周りの人をお手本にしたり、追いかけたりするのはもうしない。

こんな出来損ないの「私」をただひたすら磨くだけ。引き続き育てるだけ。

こんなんでも50年生きてこられたんだし。大好きな友達も家族もいる。

彼らと笑い合い、愛し合う。それだけで生きた意味がある、、、と思う。


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