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暗い気持ち

何をどうして嫌われたのかはわからないけれど、どうやら嫌われているようだ。とは思っていたし、そんな状態が続いていても、別に友人としてつきあっているわけでも、仲良くなりたいわけでもないので、それはそれでどうでも、という感じでした。どこか馬が合わない、という感覚は私も持っていたので、そこはスルーしていていいところではないかというように過ごしていきました。仕事の同僚なので、仕事さえうまく回れば、友人である必要も、深い会話をする必要もないわけです。あまつさえ、その人以外にそれほどうまくいかない人は私にはいない。その人とうまくいかない人は他にもいる。つまり、自分に大きな原因があるわけではないかもしれない。直さなければいけないかなと思うことがなければ、まあ、苦手なのはお互いさまということで。でもたぶん、その人ほどでなくても、私を嫌う人はいるだろうし、私も苦手と思う人がいないわけではないのだろう。意識に上っていないだけで。

ところが、今年に入ったある日、皆の前でちょっとショックな言葉を投げかけられ、なかなかしんどい思いをしました。その出来事自体に関しては、周囲のフォローが早く、それ以上の辛い思いはさせられずに済み、その後も上司からいろいろと対応をしてもらっています。

大丈夫、と言えば大丈夫。けれど吐き出したいぐらいにはつらい。吐き出そうと思えるぐらいで踏みとどまっている。

そんな感じですが、今日、上司から聞いた話によると、その人は「注意した(と思っていた)時の感情がわだかまって残っているから感情的」になってしまうけれど、「なにを注意したか、なにが不満かの具体的な出来事」は覚えていない、ということだったというのでした。

それ、大丈夫なのかなあ。というのが、本当に暗い気持ち。

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